大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

カフェ&ギャラリー やまぼうし

2009年03月23日 | ノンジャンル
 本日はぽぽろは休日なり。
 午前中は能勢にある入所施設・北摂福祉会「ともがき」の用事で能勢町まで行きました。

 その帰りに以前にこのブログ(1月4日)でも少し紹介したことのあるとても尊敬する友人・先輩でもあるYさん夫妻が経営される「カフェ&ギャラリーやまぼうし」さんに北摂福祉会理事長で元支援学校長のK先生と2人でおじゃましました。「無垢の木の小さな里山カフェ」とチラシには紹介されています。
 4月4日(土)午前11時から開店ということなので、とてもお忙しいところへおじゃまして、おいしいケーキに紅茶までごちそうになりありがとうございました。とっても柔らかい木の香りが店内にただよい、手作りのパッチワークの装飾なども含め、店内はあったかいお二人の人柄そのままの雰囲気でした。ご主人が丁度本日はプロの方からおいしいコーヒーの入れ方などの手ほどきを受けておられました。「皆さんに助けられてここまでトントンとことが進んできたんよ」とおっしゃっていましたが、教職の仕事と世界とは全く違うところで大変だろうなって感じました。それを表に出さないところがお二人のすごいところでしょう。

 障害のある子どもやそのご家族も気軽に立ち寄れるカフェであり、ギャラリーでの切り絵展やパッチワーク展だけでなく、コンサートなどもされているようです。
 開店に合わせて約1ヶ月間、「第2回パッチワークキルト展」も開催されるそうです。近くには汐の湯温泉や北摂で一番高い山である剣尾山もあります。

 住所は
 〒563≠O362 大阪府豊能郡能勢町森上45≠Q227
 やまぼうしのホームページはhttp://www.cafe.zaq.jp/yamaboushi/     
 
Yさんブログです。

汐の湯温泉のホームページは


親の会にご参加ありがとうございました

2009年03月21日 | ノンジャンル
 今日は発達支援センターぽぽろを育てる会の親の会にご参加いただきました皆さん、お休みの日にもかかわらずご参加ありがとうございました。おまけに近所のマンションに配るチラシのビラ折りまでしていただき助かりました。
 参加者は9家族でした。風邪や急用などで参加できなくなって、わざわざお電話いただいた方々もいらっしゃいました。私たちはこうしてわざわざ来ていただいた方々の思いやねがいにはしっかり応えていきたいと思っています。

 少ししゃべりすぎでしたが、ぽぽろの現状やこれからのこと(壮大な構想?!)をまとめて話させていただいたのは初めてです。ご理解をいただくのにはいい機会だったかなって思います。

 バザーのことや募金箱作りなど、出していただいたご意見は財政活動が中心でしたが10周年記念の子育て講座や子育て支援教室、スタッフによる実践報告会などの内容についてのご希望やご感想・ご意見がありましたら遠慮なくお寄せください。

 昨日も書きましたが、ただ単に「利用」するだけでは面白くありません。是非とも参加し創っていく立場で楽しくとりくみませんか。
 誰でもが利用できる放課後や長期休業中の学童保育なんて「夢のまた夢」の時代は終わりました。高等部卒業後の「専攻科」づくりもそうです。発達障害の子どもたちも参加・利用できる制度づくりもそうです。かつてその様に思われてきたことがあきらめずに頑張って実現できたことはたくさんあります。今日の「会」が振り返ってみたら「はじめの一歩」だったねと言えるような制度をいっしょにつくりましょうね。

 さっそく、今日は今日参加していただいたIさんからのご紹介で、東大阪の方から「親子療育教室」(4月土曜日からスタート)を利用したいとお電話を頂きました。いつもぽぽろのことを宣伝していただきありがとうございます。嬉しかったです。

 また、この土曜日の療育教室にボランティアで参加していただけるNさん(支援学校の音楽の先生で地域で発達障害児への音楽療法的な取り組みやバンド活動などをされている)が今日来てくださいました!更に土曜日の療育が広がればいいなって思っています。

 皆さん、こんごともご協力を宜しくお願いします。


春分の日 学童

2009年03月21日 | ノンジャンル
 春分の日・学童は参加者(利用者)が急なキャンセルもあって4人。もうこんなラッキーな機会はありません。(経営的にはアンラッキー)お弁当を持って、イチかバチか例の放出公園へレッツゴー!

 ななななんと…、水曜日にはあれほどにぎわっていた公園はウソのようにガランガラン。ヤッター貸切状態や!

 Hくんが枯れ葉を鷲づかみにして撒き散らして私に自分と遊べとばかりに挑発します。公園はきれいに曹「たように枯れ葉が隅にかためられています。だもんで、説教しようとすると、強めの風が公園の木々を揺らします。Hくんがまき散らかした枯れ葉をサァーッとさらっていきました。風が聡怩オてくれるのです。

 風が枯れ葉をかき集めては、散らす様子がとても面白い。「あっ!葉っぱが!」とHくんが指さします。「そうやなぁ、よーいドンって葉っぱがかけっこしているなぁ」と詩的な返事を返す私(ガラでもない?)。すり鉢状のすべり台の上から見下ろすと本当にその様に見えるのです。不思議な自然のいたずらにしばし見入っていました。そして、Hくんが「かぜ、ふけー!」「よーい どん」と叫びます。面白かったなぁ~。何百、何千の葉っぱが運動会をしているんですよ。

 この日は一人ひとり好きなように遊びました。先日は不調で大泣きしていたM君が復活です。Mくんは少し前の日の雨でぬかるんだ土に指を差し入れ、泥を握っては公園のハトをめがけて投げてはガハハと笑いころげながら追いかけていました。(実は今日もそうだったけど、この頃は砂ではなく泥んこを掌でこねて丸くしてながめたり、二つに割ったり、投げて割ったりして遊べるようになってきています。遊びが進化してきています。今度粘土遊びをしてみようかな?)

Rくんは何と言ってもブランコです。ブランコが3種類もあるんですよ。

 でも、一番面白かったのはやっぱりすり鉢状のすべり台かな。全員がこのようにロッククライミングをして登りきりました。Rくんも、本心負けず嫌いなのか必ず友だちがいなくなってからこっそりやろうとします。一度は途中でリタイヤしていましたが、ホラこの通りしっかり登りきりました。

 この日、金曜日にしか利用していないYちゃんが初めてお弁当持ちで参加しました。Hくんと結構張り合っていました。
 すり鉢状のすべり台の中で「こちょこちょマン」をして追いかけっこをしました。こちょこちょマンがネコになったりして追いかけていると、スタッフのKさんが「(かわいい)Yちゃんの言うことなら何でも聞いてくれるよ!」なんて言うもんだから、Yちゃんが次々とくり出す「いぬ」「ねこ」の声にあわせて、何回も変身!まるでYちゃんのシモベでした。周りに人がいたら何と思われたことでしょう?

 久しぶりにRくんに注目。じっと観察していると、どうもブランコを一生懸命にこいでいる様子。いつも後ろから押しくれているスタッフに近いボランティアのTさんに「ちょっと手を止めてみて」と言うと、Rくんは前にブランコが移動するときには足を思い切り伸ばして上げています。後ろに引くときには足を引っ込めています。わずか3ヶ月前まではお尻を落としそうにしたり、お腹を突き出したりしてへっぴり腰だったRくんが、ここまで安定して出来るようになっているのです。
 そして、そしてです。この中腰の様子を見てください!(やっぱりなぁ、みんながやっていることに難しそうに見えても、自分でもやってみたい挑戦したいと心の中ではいっつも思っているんやなぁ…)ユラユラしながらも台の上に立とうとしています!
 これぞ学童保育の真骨頂。子どもたちは安心して力試しをしているのです。安心と信頼を通じて自信をつけていくのだと教えられました。

 そして、こんなことにも挑戦。1人で登りましたが「降りれるんかいな?」という心配をよそに、ちゃんとてっぺんで身体の方向転換をして降りてきました。Hくんといっしょに私とバットの取り合いもしました。「引っ張り合いっこ」は相撲といっしょでなかなか「自閉」のある子どもには難しいのですよ。

 やりとり遊びといえば、感激したのはMくんのこと。ボールのキャッチボールをしたことです。公園でやったことをぽぽろに帰ってきてからも再現してみました。彼は受けるというよりも避けるという感じで、たまたま受けたボ<汲熨且閧ノ返すことがなかなかできず、放っていました。この日は受けるのもうまいけど、ちゃんと相手を見て、方向を定めて返してくれるのです。急にうまくなったのです。これが気持ちを交流したり、身振り・手振り、発声・ことばのやり取りにもつながっていくのですね。

 これは友だちが帰ってしまって1人取り残されたRくんへの大サ<rス。かれも、かかってこれるようになったのですよね。

 しかし、疲れたぁー!支援学校時代の遠足や校外学習の日を思い出しました。でも、楽しかった。(今日、Hくんのお母さん曰く「この日は帰宅してからものすごくご機嫌でした」とのこと。家では不安定になって切れることが多いという相談を受けています。スタッフを独り占めにしてたっぷり遊べたことがよかったようです。)

 学童が終わってから、堺市にぽぽろのブランチをつくる計画を持って堺市関係のスタッフによる「堺会議」へ。この日の会合が後々花を開かせることになるのかどうか…。振り返ってみて「あの日が、あの4人の会議が出発やってんなぁ!」と言える歴史に残る(大げさ)日になるか?楽しみを胸にしまいこんで帰宅の途についた。


明日はぽぽろの転機に!

2009年03月20日 | ノンジャンル
 雨が上がってすがすがしい朝です。絶好の「遠足」日和です。お弁当持ちで公園散歩を楽しんできます(予定です)。

 さて、明日は初めてのぽぽろを育てる会・親の会。午前10時~12時の予定でぽぽろ隣室=コープ集会室で行います。ご参加宜しくお願いします。

 ぽぽろは幼児から青年までの実践や、相談支援や各種講座など、たくさんの事業にとりくんでいます。それらの事業は目に見えないたくさんの個人や団体の皆さんに支えられています。直接ぽぽろを利用できなくとも、ぽぽろを間接的に物心両面から支えていただいている大阪府内の関係者の皆さんの期待にも応えて行きたいと思います。

 私たちは何よりも障がいのある子どもたちのすこやかな成長・発達への願いを大切にして、関係者の皆さんと一緒にこれらの事業を支えあい、つくりあげていきたいと思っています。そのためには、一番身近な利用者の方の声をしっかり聞いて、受け止めていきたいと思っています。同時に、利用者の皆さんがただ単にぽぽろを「利用する」というだけでなく、一緒に「参加」し、つくり上げていただきたいとおもいます。

 
 今年度は将来を見越した新しい事業・児童デイサービスを始める予定です。また府内にぽぽろのブランチをつくっていくとりくみもはじまろうとしています。4月からは日中一時支援事業の日程やメニューが少し変更になります。コープさんの建て替え問題などもあります。皆さんのご意見やご要望とぽぽろの将来構想がかみ合うようにしっかり議論できたと思います。

 ご参加を宜しくお願いします。</span

 と書いたら、まだ開所20分前だというのにやって来ました!早すぎる~!!「おとなしく待っててな。」 無理…。

水曜学童

2009年03月18日 | 児童デイサービス
 本日の学童保育は「放出公園」へレッツゴー!!

 Yくんは絶対に行かないと抵抗し、プレール<?から動こうとしません。小さい子どもたちの療育教室が始まるので、部屋を変えると、「ぼくは寝る!」といったままゴロンと横になり布団の上で本当に眠ってしまいました。Yくんもお疲れ気味かなぁ…。

 いい天気で、私など半袖一枚のャJャJ陽気。歩いて10分弱で到着。下の写真は本日の午後1時過ぎに下見で訪れたときの様子。
 こんなもんではありませんでした。ものすご~い数の幼児とママゴンたち(百組はいたか?)で公園は埋め尽くされていました。
 さっそく、Mくんがすり鉢状のすべり台の下で大泣きです。「初めての公園と人の多さにまいったんやわ!」と公式的な解釈をして、来たばっかりでしたがスタッフのHさんとリタイア。どうも学校の連絡帳を見ると二日間休んでの登校のようです。土曜日の学童でびしょぬれになった件が頭をよぎりました。やっぱり3年ぶりの熱で寝込んだみたいです。ゴメンね。今日はその延長なのでしょう。機嫌の悪いMくんでした。

 このすり鉢状のすべり台はどこからすべっても一番下にすべって止まります。とても楽しくHuくんも、Haくんも、Rちゃんも楽しそうにすべりました。

 なんせ、だだっ広い公園であちこちに遊具が散らばっており子どもたちを見失ってしまいそう。神経が磨り減りました。すべり台でちょっとしたトラブルで、ご近所のお子を泣かせる場面がありました。

Haくんは枯れ葉を掌でクシャクシャしてあそび、盛んに柵の外へほかしていました。


 Huくんは珍しく、1人で砂場に入り込み小さい子らに気軽に声をかけながら仲良く砂遊びに興じていました。小さい女の子に「これは人が座るものだから、砂をかけてはいけないよ!」と叱られ、我々が言おうものならよけいにまき散らかすところを、すなおに従っていました。何でもそうですが、Huくんが熱中できるとすごいですね。砂の作品は初めてです。

 これはHuくんが作った力作です。「うらべさ~ん!はい、これ!」「何?」「うらべさんのケーキ!」すご~い!感激です。

 本日はトラブルで少し周りの視線も気になりだして早々に公園をあとにしました。やっぱり、広くて遊具が散らばっていると管理と安全確保が難しいですね。
 20日は利用者が少ないのでお弁当もちで公園散歩の予定ですが、さてどこに行こう?

 帰ってからおやつを食べると最近、流行のすもう大会。28日の町田先生とのすもう大会にそなえて特訓中?です。
 Rちゃんが嬉しそうに気ぐるみを着込んでやる気満々でかかってきました。

 友だちとしたくてたまらないRちゃんは、同じく着ぐるみを着たくてウズウズしているMちゃんと対戦。構えからして違います。へっぴり腰のMちゃんはいつもの「イヤイヤ」メ[ズなのか、押そうとしているのかも一つ分かりません。当然のこと、Rちゃんの勝ちでした。

 気をよくしてHuくんと勝負。Hくんの押し相撲に負けてしまったRちゃんは少し落ち込んでいました。

 あとはもう見ての通り。最後はいつものパターンで次々とちびっ子がくり出してきて、バタンキュー!!汗びっしょり。




 それにしても、着ぐるみのデベソをかじってしまう子がいて困ったもんです。大事にしてや!
 もう一つ、カツラだけは飛ばさんといて~な!何でか知らんけど、みんな私を見て笑うんや…。

 特筆すべきは写真には写っていないけど、Haくんがやっと両手で「つき」「押し」相撲をしてかかってきた事です。折り合いの付け方を覚えたのでしょうか。「距離感がつかめないからかなぁ」とお母さんはおっしゃっていましたが、この日は何とかやり取りが出来ました。
 それから四月から小学校に上がるGくんもお母さんが帰られて少しピーピー泣いていましたが、なんと突然お相撲さんめがけて両手で「え~!」と言いながら押していきました。
 
 さぁ、いよいよ春休みが近づいてきました。スタッフやボランティアを確保するので必死です。一部で利用をお断りせざるをえずごめんなさいね。
 しっかり体力を整えておこう。
 ボランティアさん大募集!!です。