想い事 家族の記録

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鬱病
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それでも優しいひとであれ。

2013-11-19 18:59:10 | 日記

「夢も希望もない」

と、そらが云った。

何故だ

「だって、うちビンボーだし、…」
「だからって、夢も希望もないの? 幸せになるための、努力はなし?」
「努力するって言葉はキライ」
努力、根性、忍耐、って言葉はキライ。へえ…そうなんだ。
「ふっ…私はこの年になっても野望があるよ」
「野望とか云わない方がいいよ」
「なんでよ!?」

なんか白けてきた。
でも、そらは、私の稼ぎだけでは、きっと専門学校すら行けず、
普通に大人になって働く? みたいな、ごくありきたりな将来しか思い浮かばないらしい。
どこかに行きたくても、飛行機に乗って落ちたら嫌だし、乗らないもん。
なんか、お疲れみたいだった。
ま、そのうち何か掴むであろう若者だ。
どんな大人になっても、そうであってほしいことを云っておいた。

自分がどんな人間であろうと、弱者を救うひとであれ。

「ジャクシャってなに?」
「女、子供、年寄、病人だよ」
「ああ…へえ~…」
「それくらいの愛や、気持ちがない人間なんてひとらしくないと思う。
動物と同じだ。いやむしろ動物以下だ」

人間性を失うな。
固く働け。
自立しろ。

何をやっていてもいいんだよ。
それを、天は絶対見ている。

大丈夫、君は絶対いい人生を送れる。
だって私の娘だもん。

「母さんの底力を思い知るときがくるよ」

これは嘘ではなかった。




きっと、試験勉強で疲れてるのね。
私もそれに付き合って疲れていたけど、


夢はいつも心の奥にそっとしまっておくのだ。
元気になったら取り出して、お日様の下に出せるように。

娘は、最近、炬燵で勉強して、よく居眠りをするようになった。
疲れているんだろう。
そういう時期はあるし、
それが癒されるときもある。

早く癒されるように、
今私にできることはご飯を作ってあげれる程度のことだけど。

…はあ…
じいさんも帰ってくるしな。
私も疲れすぎないよう、うまくやらなきゃね。

とりあえず、長い冬がくる。
私が大好きな季節。
きっと元気にやりすごせると想うよ?




コメント
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