想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

そして、嵐がやってくる。

2013-11-22 15:13:10 | 日記

朝、最高に気分が悪かった。
手足がだるい。まだ薬の余韻が残っているような。
とても動ける状態じゃない。
娘が起こしにきたけど、
「悪い…無理…パン食べて」といい意識を失う。
ほんの15分くらいの時間だったと思う。
もう一度起きようともがくが、無理。
そら、ごめん。ご飯も用意できなくて…
すると、「誰かいないかあ…」と父の声が聞こえる。
二度聞いたところで、力振り絞って起きる。
介護部屋が涼しい。
父は開口一番「一睡もできなかった。寒くて」
まだ霜がおりるくらいよ。
まだまだ寒くなるよ。
ストーブつけて、エアコンつけて、あんかは充電。
キッチンに行くと、娘が制服に着替えていた。
「パンおいしかったよ」とてもおいしかったらしい。
昨日、パン屋で買ったチョコデニッシュ。
それはよかった。
それから私もようやく意識がはっきりしてきた。
父はデイケア。8時にヘルパーさんが入って着替えするので、
速攻ごはん食べさせて、
ゴミを回収し、ゴミステーションまで歩く。
冬仕様のエプロンのせいか、
暖かい。気持ちが良かった。冬の朝が好きだ。
帰ったらもうヘルパーさんがきて、朝の支度。
掃除、洗濯、…自分が朝ごはん食べる時間が中々来ない。
今日は休みだからいいものの、仕事が入ると大変忙しいことになる。
明日は在宅で、私が仕事というパターン。ここに昼食に準備まで加わる。

父が出かけてから、信金に行き、
やっと時間ができた。
リバーシブルタイプのブックカバー、一番シンプルなタイプ、もう一度おさらいしてから、
友人が送ってくれた、刺し子のキットをもう一度隅々まで読んで、
昨夜よりも少し判ってきた。
昨夜はシンプルなのに、決して容易ではない糸の刺し方に目眩を感じたが、
ネットで刺し子の世界をたどってみると、
奥ゆかしい刺し子の世界にすっかり魅せられてしまった。
それで、失敗してもいいと思いながら、たどたどしく糸を刺してゆくと、
少し、その世界が判ってきたのだ。
何故だろう。ひと針ひと針、進むのに癒される。
勿論、失敗し、とても友人に見せられない一作目となったが、
これはすごく面白い! と心が躍った。

何なのだ、この癒しのパワーは!

テレビも音楽もつけず、静寂のなかで、黙々と針を進める。
私にはこんな時間が必要なのかも知れない。
やってよかった!
ありがとう、友よ!

実は、もう12月のフリマは諦めていたんだ。
物もそろわないし、指針も定まらない。
アイデアだけは浮かんでは消え、
いたずらに出費するという悪循環。
少し冷静になろう。
少しずつ作品を溜めて、次の機会に賭けよう。
刺し子も練習してうまくなろう。
ブックカバーと、くるみボタンと、ピンチと、刺し子…、
今、可能性があるのはそのあたりかな。
道具もそろえないと、とてもできない。
刺し子は材料費が安い上に、利益は高いと聞いた。
勿論、値段にあった作品にしなくてはならない。

とにかく、もうあまり動けない。
12月は慰労手当もあるので、あまり深刻にならず、
手芸を楽しみつつ、父を看て、冬景色の写真を撮ろう。
本を読もう。

そして、来年もカメラの仕事が無事復帰できるといいよね!


昼過ぎ、少しお昼寝した。
眠気でしびれてくるような感覚に苛まれつつ、気持ちがいい。
これ、病気じゃないの?
ストーンと落ちては、浮上する。
脳がしびれる。
麻薬物質でも出ているんじゃないかという感覚。
なんか今まで生きてきたなかで、こんな快感初めて…♡というヤバイ感覚。
気づいたら、床に転がっていた。
一時間ほど眠っていたらしい。
眠りに落ちるタイミングが制御不能だな…そういえば、昨日もこんな眠り方してた。

疲れかしら。


夕方。
ふなっしーパンを目撃する。
お腹かかえて笑った。







コメント
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