夜行バス、めっちゃ腰が痛くなったけど、少しは眠りがとれて、比較的スッキリいい気分で、ついに大阪初上陸。娘と姪のななちゃんとおかーさんは前日から大阪に入っていて、朝食のパンを買ってあると言うので、ホテルに向かう。が。予想以上に大阪駅は大きかった。駅自体は視界に入っていたが、道が途切れ、自然に地下に入ってゆく。幸いホテルの案内がそこかしこにあったので、なんとか到着した。娘たちの部屋でみんなと久しぶりの再会。いやー、大阪は凄いね! なんて言いながらみんなでパンを食べて、早目に道頓堀に向かった。
地下鉄での道のりはリサーチ済みだったので迷わなかったが、着いたらおかーさんがあっちの路地、こっちの路地と道を外れるので、肝心のグリコの看板にたどり着けず、しばし商店街を彷徨い歩いた。水掛地蔵に急遽寄る事になったり、時間的に店が開いてなかったり。心斎橋筋商店街に入り少し歩いているうちに、気温がどんどん上がり、一度どこかの喫茶店でお茶しながら、今後の行動を決めようとした。また道頓堀に戻って、お好み焼きは食べたいし、たこ焼きも食べたいよねってなり、道頓堀に引き返しながら、商店街で娘の穴の空いた靴を新調したり、服を買ったり。そうこうしてる間に、道頓堀は人で溢れかえり、お好み焼き屋さんは長蛇の列になっていた。
炎天下の待ち時間は辛かったので、地下にあるお店で、列も日陰、冷たいクーラーの風が吹いてくる店に決めて40分くらい待った。その間、娘たちは射的や脱走ゲームも出来たし、私とおかーさんは交代で近くのお土産屋さんを偵察に行ったりした。お好み焼きはそれぞれ好きなものを頼み、少しずつシェアして、味の違いに感動し、かなり美味しかった。私のお好み焼きは牛すじとこんにゃくとチクワが入っていて、娘のはトマトが入っていた。本場のお好み焼きが食べられて本当に良かった。
次は、地下鉄を乗り継いで、通天閣。暑さと疲労で、子供たちが飽き始め、せっかく来たのに、通天閣には登らないと言うし、お腹いっぱいで串カツも入らないし、なんかテンション下がって来たので、タクシーを捕まえて大阪駅に戻る事にした。クーラーが効いていて極楽だが、運転手さんの言葉が聞き取れず私も娘たちも反応しないから、おかーさんが一生懸命喋っていた。なんか早口だし、大阪弁だし、ハッキリしない口調で、聞き取れないんだよ。ただ、大阪城も、海遊館も大したことないよみたいなこと言っていて、やめてくれって感じだったよ。ただ、うどんが旨いよと教えてくれたので、食べてみたいねってなった。
大阪駅で降りてから阪急の地下で夜の食べ物を買うことになり向かったのだが、私とおかーさんが優柔不断なので、娘とななちゃんが先にホテルに帰ってしまい、別行動。弁当とフルーツサンドと翌朝のパンと、なんか行列作ってるイカ焼きなるものを買うべく、おかーさんが列に並んだ。立っているのも辛い程疲れて待って、ホテルに戻るのにまた迷って…、完全に自分の中の磁石が狂ってしまった。おかーさんがホテルにいる娘に電話をかけて聞こうとするも、状況を説明できないんだから無理でしょ、と思ってたら、電話で、今私たちはどこにいるの? なんて言うからおかしくなってお腹抱えて笑ってしまった。そんなこと聞かれても娘は困るわ。でも最終的にはおかーさんの勘で動き無事に辿り着く。本当、おかーさんといると面白くて仕方がない。
部屋に戻ってお風呂に入り、買ってきたもので乾杯した。ただ食べて飲んで、テレビ見てるだけなのに、皆んなで話したり笑ったり楽しかった。おかーさんが食べようとした蓮根を落としたくらいで大笑いするから本当おかしくて、箸が転がっただけで笑うってこのことだなと思った。普段ひとりでYouTube見て無言でいる私には、久しぶりな感覚だった。疲れたおかーさんにマッサージもしてあげて、9時くらいには自然に寝落ちした。日記書いている途中で寝落ちした。娘が言うには皆んないびきをかいていてうるさかったらしい。