想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

貴方は壊すことに理由を求めるけど、私は愛することに理由はいらないと思うの。例え瓦礫の中でも、貴方の手を離さない。

2025-03-04 09:18:48 | 日記
「フェアリー系男子の体調不良 vs 社会の無慈悲 そして今日も戦場へ」


朝の空気が凍りつく早朝、今日も嫌な予感と共にシフトに入った。
こういう時の直感は当たるもので、
案の定、勤務終了まであと少しというタイミングで 不吉な電話 が鳴り響いた。

「まさか…いや、そんなはずは…」

そう願いたかったが、やはり、電話は新店長。
心の中で「やっぱりぃぃ!!」と叫ぶ。
震える指で電話に出ると、
店長の第一声が 「延長できない!?」

はい、来ました(泣)。

ドタキャンの申し子、H君の突発欠勤。
しかも当日数時間前という、ある意味 神がかったタイミング。
ここ最近、H君の「突然の休みます報告」が多すぎて、
もう店全体が彼の 不安定ガチャ に戦々恐々としていた。

このままでは 無限労働確定コース か…? と思いきや、
シフト仲間のG君が「13時までならOK!」と神対応。
ならば、私は一旦帰宅してエネルギーチャージし、
再び13時に出勤 しようか?
「困った時は、お互い様」の職場だ。

いや、待て。
外は 大雪。
こんな寒い中、一度帰るのすら面倒なのに、
また戻ってくるとか何の修行だろうか。
私だって、帰ってから遊んでいるわけじゃない。
予定だってあるんだ。
さすがにイラっとくる時もある。

…邪魔をしないでもらいたい。

しかし、予定は未定。
ドタキャンの波に飲まれるのが世の常。
もう諦めるしかない…そう思っていた、その時。

再び 新店長から着信。
おや、追加労働のおかわりか?
やめてくれ。
私のHPはもうゼロ!

恐る恐る出ると、店長が云った。

「13時以降、引き継ぐ人を確保しました!」

助かったあああ!!

しかしながら。
電話の最後に 「H君って、どんなです?」 と聞かれ、
私は 「う……!!」 となった。
ヤバい、H君の雇用が風前の灯だ!
確かに彼のドタキャンは多い。
しかし 仕事は真面目で、ついに厨房業務までこなせるようになった努力家。
それなのに、 体調管理だけが壊滅的。
一緒に仕事をしていると、彼の 話し方、動き、気遣いの仕方 から
「あ、この子、やばいかも…」 と思うことが多々あった。
メンタルが…あまりにも儚い。

もしかして H君、フェアリー系??

この社会、フェアリーには優しくない。
彼が立ち直るのを待ってくれるほど、現場は甘くない。
そして店長も 「雇用を考え直す」というような口調だ。
しかし! ここで重要な情報がある。
H君は 「3月で契約満了」 だったはずが 「10月まで延期」 になっていた。
つまり 「まだやる気はある」 ということだ。
…が、 身体がついてこない。
これは 完全に詰んでる。

H君、このままだと君はクビの危機だ。
いや、それよりも 店が崩壊する危機。

人手不足のこの状況で、 さらにH君がいなくなったらどうなる?
まさかの 「月曜早朝勤務 + 延長戦」 の無限シフト固定化!?
その恐怖が脳裏をよぎった。
辛い!!
しかし 、給料日は嬉しい!!!
私には 親の面倒を見る義務がある。
お金は欲しい。でも、 辛い!!!!
せめて、あとひとり。 もうひとり人手が欲しい!
昨日、ようやくリセットしたばかりなのに、
たった数時間で 「元の木阿弥」 とは何事か!
このままでは 私がH君のようにフェアリー化する日も近い…。

社会は今日も無慈悲である。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする