磁気枕とか、磁石入り絆創膏とかが不眠症や肩凝りに効いたという話が有れば、まさかと思うのが常でした。
仮に効いたとしても磁気の所為ではないのではないか、と。
子供の頃に中世の魔術師の話を読んで以来、「磁気療法」と聞けば迷信だと決めてかかってきました。
そんなですから、NHKスペシャルの「ここまで来た!うつ病治療」を見ても直ぐに納得する気になれませんでした(2月12日放送、2月16日再放送)。
経頭蓋磁気刺激TMSで背外側前頭前野DLPFCの血流を活性化するという部分が納得できませんでした。
前頭葉における血流を制御することで「うつ状態」から脱却させられるものか、どうか。
最近は核磁気共鳴法MRIによっていろいろな分野で微妙な血流の変化が測定されており、僕自身何度も世話になっています。
しかし、血流が不活発だから磁気を当てて活性化するなど出来ることなのか、と先ず思いました。
強い磁気を当て脳の血流に変化を生じさせることが出来たとしても、脳の組織に悪い影響を遺さないのだろうか。
最近の物理や技術に疎くなっているのかと、ネットで少し調べてみました。
磁気共鳴法は電磁誘導法より効率よく送電できるという話が有り、既に電気器具や電気自動車のバッテリー充電に使われているとか。
家にも一つありました。
段々腰砕けになります。
強度のうつ患者の7割が経頭蓋磁気刺激法で改善した、とのことでした。
残りの3割の患者では血流が活性化しなかったのか、どうか。
成功しない事例についての検討はテレビ向きでないのでしょう。
血流というエネルギーが与えられたとして、悲しいとか、不安だとか、あるいは悲惨な状況の現状認知とか、それをどのようにコントロールできるか。
それはどう考えるのでしょうか。
光トポグラフィーで調べると統合失調症とうつ病とでは脳内血流変動のパターンが異なる、と。
これは症状の診断に寄与するでしょう。
パターンは情動や認知の内容を捉えている訳ではないし、その変更を誘導させるものではありません
患者の心像を制御できるかとなれば、やはり言語を媒介として人と人とが対話することになるのでしょうか。
それを精神療法と呼ぶなら、血流の活性化はそのための下地作りの一つ、しかし有力な一つだ、ということでしょうか。
仮に効いたとしても磁気の所為ではないのではないか、と。
子供の頃に中世の魔術師の話を読んで以来、「磁気療法」と聞けば迷信だと決めてかかってきました。
そんなですから、NHKスペシャルの「ここまで来た!うつ病治療」を見ても直ぐに納得する気になれませんでした(2月12日放送、2月16日再放送)。
経頭蓋磁気刺激TMSで背外側前頭前野DLPFCの血流を活性化するという部分が納得できませんでした。
前頭葉における血流を制御することで「うつ状態」から脱却させられるものか、どうか。
最近は核磁気共鳴法MRIによっていろいろな分野で微妙な血流の変化が測定されており、僕自身何度も世話になっています。
しかし、血流が不活発だから磁気を当てて活性化するなど出来ることなのか、と先ず思いました。
強い磁気を当て脳の血流に変化を生じさせることが出来たとしても、脳の組織に悪い影響を遺さないのだろうか。
最近の物理や技術に疎くなっているのかと、ネットで少し調べてみました。
磁気共鳴法は電磁誘導法より効率よく送電できるという話が有り、既に電気器具や電気自動車のバッテリー充電に使われているとか。
家にも一つありました。
段々腰砕けになります。
強度のうつ患者の7割が経頭蓋磁気刺激法で改善した、とのことでした。
残りの3割の患者では血流が活性化しなかったのか、どうか。
成功しない事例についての検討はテレビ向きでないのでしょう。
血流というエネルギーが与えられたとして、悲しいとか、不安だとか、あるいは悲惨な状況の現状認知とか、それをどのようにコントロールできるか。
それはどう考えるのでしょうか。
光トポグラフィーで調べると統合失調症とうつ病とでは脳内血流変動のパターンが異なる、と。
これは症状の診断に寄与するでしょう。
パターンは情動や認知の内容を捉えている訳ではないし、その変更を誘導させるものではありません
患者の心像を制御できるかとなれば、やはり言語を媒介として人と人とが対話することになるのでしょうか。
それを精神療法と呼ぶなら、血流の活性化はそのための下地作りの一つ、しかし有力な一つだ、ということでしょうか。
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