プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
こちらもどうぞ→ https://note.com/nana_horoiwa

アサーションとハラスメント防止

2008-05-13 10:35:37 | アサーション
12日は某大学でハラスメント予防の一環として研修を
担当しました。
ハラスメント防止に予防教育はすごく意味があると思うのですが、
「問題に対応する」という視点が優先されるので、
なかなか予防教育が進みにくいのですが、
こちらの大学はさすが、進んでいます。

ハラスメント防止とアサーションはとっても
関連が深いと考えているので、「短縮版アサーション」と
いった内容で行ったのですが、どうだったかな~。

「それは困る」というふうに感じていることを表現しないまま、
ず~っと過ごすと相手も自分も結局、不幸なことになるということが、
結構あるのです。

笑い話みたいなエピソードなのですが、超ソトズラのいい父は、
若かりし頃、あまり好きではない食べ物(何だったかは忘れた)を出されて
「お~、結構ですな~」と褒めまくったらしいのです。
それ以来、そちらに伺うと必ずその食べ物が出る、ということに…

相手としては良かれと思ってわざわざ準備してくださっている。
にもかかわらず、受け取り側は…。

この例が適当なのかどうか自信がないのですが、
ハラスメントの場合、相手としては悪気もなく、相手が困っているということに
気づかない状態であることもあるようです。
(そのことがまた、腹立たしさのもとになるのですが)
ハラスメントを受けている側としては、
「それは困る」と伝えたいのに伝わらず、
我慢に我慢を重ね、「訴えてやる!」となることもありますよね。

我慢しすぎてしまう前に、相手に直接伝えるのではなくても、
「自分は困ってる!」ということに気づくことや、
だれかに「困ってるんだ~」と話すことができるようになっていることも、
不幸な結果を回避することにつながるのではないかな~、
と思っているのです。
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アサーションの内容、もっと欲しかったかも?

2008-04-28 10:48:26 | アサーション
先日、派遣ジョブの研修のアンケート、
自由記述部分がフィードバックされてきました。

2つの内容を取り入れたこともあって、
アサーションに関して、もっとやりたかったのかも~、
と思う記述がいくつかありました。

アサーションのほうだけを2時間ばっちりやっても
いいぐらいでしたね。ただ、アサーション、やるとなったら
2時間半で5セッション分の内容があるのです。そして、
せっかくなら、これを全部お伝えしたい
という思いがあるのもで、ホント、
さわりの部分だけとなった次第です。

フィードバックを見るのには、勇気がいるのですが勉強になります。
今後とも、どうぞよろしく。
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アサーションのオーディオブック、届きました

2008-04-22 10:56:27 | アサーション
「すぐ、その気になる」というソシリを受けながら、
アマゾンで取り寄せたassertionのオーディオブック。

さっそく、台所にあるCDプレイヤーで聞いてみました。
「う、何言っているかよくわからない。しまった
とやや焦りながらも、聞き流してみると、ここでも
「気づくこと」が大事だ、と言ってました

内面に気づく。これ、案外、練習がいるんです。
ちょっとしたことなのですが、
「あれ、今、自分はどう感じていたんだろう?」
と立ち止まって、関心を自分側に向ける必要がある。

日常では、関心は外側に向かっていることが多いので、
「え~と、今、感じていたのは~」
と言葉にする時間がかかるので、3割ぐらい、
会話の速度が遅くなるはずです
2人組で「自分の気持ちに気づくワーク」をやってみると
実感できるのですが、やりとりがすごくゆっくりになるのです。

余談ですが、カウンセリング中の会話は、これぐらいの速度です。
この速度が普通な日常状態から、編集者の人たちと会うと
「あ~、待って~」ということになりがちです。
(職業病?)
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児童心理5月号 「子どものためのアサーション」読みました

2008-04-21 09:30:23 | アサーション
1970年代の終わり、米国からアサーションを日本に持ち帰った
平木先生が巻頭言「アサーションとは何か」を執筆していらっしゃいます。
(思えば、この米国から着きたてホヤホヤのアサーションを
学生時代に、受講していたのですね~。
すっごく新鮮で楽しいワークショップでした!

先週のブログでは『児童心理』の内容を「子ども向け」と
紹介したのですが、大人向けですね。
子どものための、とは銘打っているけれど「私たち自身、自分の表現や
こころのありようについて、みてみることが必要では?」ということが
伝わってくる内容です。

アサーションについて概要が知りたい、ということがあったらこの
巻頭言を読むといいかもしれません。

田口ランディ氏のブログに、
いろいろな国の人々とシンポジウムで話をしている場面あり、
~日本からの出席者は無表情状態か
表現するとなると感情的であったり攻撃的であったりしがちだ~
というような内容を発見。これを読んだときにも、
「これはアサーション関連なのよ」と。

「アサーションについてもうちょっとやりたいな~」と
自分内的には盛り上がっております。
何か考えますので、その折にはどうぞよろしく。
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アサーションのこと 2

2008-04-17 09:26:50 | アサーション
アサーション・トレーニング。
たくさんの要素が詰まったトレーニングなので、
トレーナーによって微妙に熱の入る場所が違う
ことになったりします。

平木先生は「アサーション権」のところを大事になさってたな~、
という印象があります。
園田先生、中釜先生は「怒りの表現」について、
じっくりなさってたような気がします。

私は「感情の言語化」に熱がこもります。
アサーションが「上手な話し方」教室ではない、
という教えがぐっさりと刺さっているので、
自分の内側で動く感情を見てみる、ということぬきには
表現にたどりつかないのです。(ちょっと気が長い)

隣りでweb担当のAlohaが
「私は断れるようになりたい~」
と申しております。
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アサーションのこと

2008-04-16 10:38:42 | アサーション
アサーショントレーニングのことが気になって、
ネットで検索してみました

アサーディブジャパン
が研修を提供していますね。良心的なお値段です
全国各地でやっています。


あとは、
日本・精神技術研究所

私が25年ぐらい前に学んだのはここです 
トレーナーズトレーニングもここで。
日本・精神技術研究所での研修を担当するのは
臨床心理士や心理カウンセラーであることが多いです。

昨日、今日はweblogを一手にひきうけてくれている
担当Alohaがいない日なので、リンクをはったり、
文字をかわいくしたりできないのです。
たぶん、明日、使いやすくなっていると思います。

あ、最後に金子書房というところから

児童心理

という先生、保護者向けの月刊誌が出ているのですが、
今出ている号がまさしくアサーション
「子どものためのアサーション」です。私も書いています
関心のある方、子どもが主ですがよかったらどうぞ。


担当のAlohaです。かわいくなりましたでしょうか?
今後とも「カウンセリングルーム プリメイラ」ブログをどうぞよろしくお願いします


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派遣ジョブの研修、楽しいでした!

2008-04-14 11:33:44 | アサーション
先週土曜日、派遣ジョブ主催の研修、やってきました。
久し振りに気持ちよく晴れた日。
お洗濯、お出かけ日和だったので、研修どうかな~?
という心配をよそに、大勢の方にご参加いただきました!!



コミュニケーションに関心があって参加したという方が
多いことにびっくり。
アサーションの考え方が好きで、
トレーナーズトレーニングを受けている私としては、
アサーショントレーニング、やりましょう!!
という気分です。



当日、参考図書をご紹介しますといいながら、すっかり忘れてしまったので
ここにご紹介しますね。ごめんなさい!
「アサーショントレーニングさわやかな自己表現のために」平木典子著 金子書房刊

拙著「感じない子ども こころを扱えない大人」でもアサーションの話、
載っています。よかったらこちらもどうぞ。
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