長岡には父方の祖父のお墓があります。
小学校4年生のときにいとこと父親と3人で行って以来、
行ったことがなかったので、
たまたま今回、新潟での仕事があったので
帰りに両親と待ち合わせをして行ってきました
地震の被害がひどかった地域
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で、新たに建った家
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や
すっぽり空いてしまったスペースが目立ちます。
朝日山酒造を通り越して山の中
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に分け入っていった
ところにお寺があって、そのお寺の裏手をさらに登ると
お墓があります。
幼くして亡くなった姉と兄を葬るために立てたお墓だったので、
お墓にある「累代墓」の字は祖父の手になるもの。
父親の字にそっくりです
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(って逆だけど)
祖父の生まれたお家の榎の樹が見えるところ、
と選んで立てたというエピソードを聞くと
泣き女
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全開してしまいます。
いかめしい軍服姿の写真しか知らないのですが、
どこかロマンティックなところもあったのかも
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祖父は父が幼いころに亡くなっているので、
会ったことは無いのですが、石に彫られた「字」は
確かに居たんだな~とリアルな感じで迫ります。
お寺も地震でかなりの被害を受けたのだそうですが、
きれいに建て直したとのことです。
雪対策の囲いをしていたので、外側は見えなかったのですが
内側は見ました。小学生のときに来て追いかけっこをして
遊んだのはここだったようで、柱と柱の間をお寺の息子さんと
いとこと3人で
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バタバタ
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走り回った記憶があります。
祖父の代で東京に出てきてしまっているので、
父も長岡に住んだことはありません。
私も知り合いが長岡にいるわけではない。
このままだとあのお墓の将来はどうなるんだろう…
お寺でふるさとの実家に戻った息子のようにふるまう父親を見ながら、
お寺は故郷の親戚とのつながりが薄くなってしまった次男坊筋が、
何かこころの拠りどころのように感じられる
場所なんだな~と妙に納得しました