「
日本学校メンタルヘルス学会 理事会」が土曜日の夜にありました
「難しい顔をした先生方がお並びになるのかな~?
」
なんて思っていたのですが、病院や学校などで実践をなさっている
先生方が多いせいか、どこか、ぶっちゃけておいでです
ぶっちゃけていても、話自体は大真面目です
「学校メンタルヘルス学」をどう打ち立てるか、
という課題にとても前向きに取り組んでいるのです。
「日々の実践の積み重ね」を「学問」にするのはなかなか、難しいです。
「伝達可能なスキル」という形をめざす部分と「理念」の部分があるし、
「理念」は必ずしも「科学的」にはなりにくいからなのかな…。
下山晴彦他編著「心理学の新しいかたち」(誠信書房)
という本を取り出して、読んでみたりしてます。
質的研究、物語性などなど。
具体的にどうすれば? がなかなか…。タフなテーマです。
「いらっしゃいませ」は湘南ラインの中読了
まだ、受付が多分、派遣さんではないころ、出版社でアルバイトを
していたこともあって、雰囲気や描写が他人ごとではないでした。
こういう感じ、あった、あった、みたいな…。妙になつかしい。
武井先生の「人相手の仕事はなぜ疲れるのか」も読了。
「先生、お話伺いたいです!
」
「勉強会なさっていたら、混ぜてください!
」
と思いながら読みました。感情労働について、本当に理解が深いです。
アカデミックな裏づけと実践との両方がある方なので、とても説得力が
あります。
そして、最後のほうには
CASELのことも取り上げてあります!!
CASELについては、何らかの形で「CASEL JAPAN」
みたいなものはできないものかと数年前から思っているのですが、
パワー不足で手がつけられないままになっているのです
関心を持っているかたがいらっしゃると思うだけで、元気がでます
続けて
武井先生の「グループという方法」読んでいます。
こちらも、すごく身近な感じがします。というのも、
私がカウンセリングを学びはじめたころ、
「グループ体験」をいやというほどすることになったから。
自分なりに、その意味を見つけたり、
考えたりしなくてはいけない日々を過ごして、
結構、ハードだったことを思い出したりしています
また、グループという視点で学校や教育場面、会議などを見ていくことは
とても意義深いと思っているのですが、このことを意識して書いてある本に
これまで出会っていなかった、ということもこの本にひかれる理由です