けちけちする。「そんなにビビランと寄付しとくりゃすな」。
「東京京阪言語違」(明治十九年)には、京阪の「びびってるな」と
東京の「けちくさい」を対比している。ビビルは「ちぢこまる」の意味でも使用。
「この字ビビッテるな」「そんなに大きい声で叱ったら子供がビビルやないか」。
「力仕事した後で、字がビビッテ書けへん」のビビルは、字が少し震えて
見えるさまを形容する。
(折々の京ことばより)
「東京京阪言語違」(明治十九年)には、京阪の「びびってるな」と
東京の「けちくさい」を対比している。ビビルは「ちぢこまる」の意味でも使用。
「この字ビビッテるな」「そんなに大きい声で叱ったら子供がビビルやないか」。
「力仕事した後で、字がビビッテ書けへん」のビビルは、字が少し震えて
見えるさまを形容する。
(折々の京ことばより)