ろくに。まともに。「この仕事ロクシカできひんくせして」。
ロクは陸で真っすぐ平らなこと。陸地のように水平で、歪なく正しいこと。
ロクシカのシカは「わずかに、それだけの」。
ロクスッポは物事が不十分なさま。スッポは「推量」からか。
「寸法」からか。「ロクスッポこんな仕事もやれへんのに偉そうなこと言うな」
のように打ち消しの語を伴う。ロクニ、ロクロクとも。「禄」は当て字。
(京都新聞 折々の京ことばより)
ロクは陸で真っすぐ平らなこと。陸地のように水平で、歪なく正しいこと。
ロクシカのシカは「わずかに、それだけの」。
ロクスッポは物事が不十分なさま。スッポは「推量」からか。
「寸法」からか。「ロクスッポこんな仕事もやれへんのに偉そうなこと言うな」
のように打ち消しの語を伴う。ロクニ、ロクロクとも。「禄」は当て字。
(京都新聞 折々の京ことばより)