8月13日 月曜日
検査の結果を聞きに病院に行く。
気分はルンルン




異常なんてありっこない。
結果が確定したらと
今後の予定をいろいろ考えていた。
診察室に入る。
DR.第一声。
「手術するかしないかなんだけれど」
という。
想定外のおことばに
「私の胆のうって
そんなに悪いんですか?」
と絶叫してしまう私。。。。







いったんリセット。
DR.も我に帰る。
DR.自分の守備範囲の消化器系の説明を始める。
異常がないはずの胆のうには線維腫がある。
これはとりあえず初回だから半年後に再検査。
変化がなければ、一年後検査にする。
膵臓ののう胞はエコーで充分フォローできるところだから
エコーで年に一度エコーで確認する。
そして。。。。
造影剤入りCTの画像を見ながら説明。
これが胆のう、肝臓、膵臓は画像に変化はない。
(正確にはなかったと思う)
腎臓。
「これが左の腎臓で、
ここを見ていて
薬がはいって白くなって
薬が抜けて黒くなるものがあるでしょう。
これが腫瘍なんだよ。」
となんども見せてくれる。
「エコーではのう胞に隠れて見えないんだ。
だから、今までエコーやCTを何度も撮っていたみたいだけど、
こういうのは造影剤をいれないと見えないんだよ。
造影剤をいれた検査をして、見つかって良かったね」
「僕が透析病院に回答書を書いて、
透析病院から
新たに紹介状を書いてもらう時間はない。
僕が紹介状を書く。
どこか泌尿器科にかかったことがある?
なければ、行きたい病院はある?」
時間がない。。
どういうこと。。。。
そういうことなんだ。。。。
他の病院も思いつかないし、
他の病院に移ったとしても一から検査では遅くなる。
この病院の泌尿器科でいいと答える。
電子カルテだから、検査結果はどこの科でもみることができる。
「胆のうはいらない臓器なんだ。
このまま観察していくのもなんだし、
腫瘍が右の腎臓だったら、胆のうも一緒に取ってもらえたのに。。」
とDR.はいう。
ついでで話す内容か。。。。。。。
あと、親族に癌患者と腎臓が悪い人がいるかは聞かれる。
いるんだよな。。両方とも。。。。。。
頭の中はぐちゃぐちゃだ。
時間がないという言葉と
造影剤をいれないと見つからないのに、
意味のないCTとエコー検査を続けたことと
またまた自分の病院で消化器系の異常を
みつけることができなかった医療不信と
仕事を辞めて時間があったから受けた検査だった。
仕事をしていて、
ふつうのエコー検査をしていたら見つからなかっただろう。
だから助かったという思いと、
仕事していて告知されたら精神的にぐちゃぐちゃになった
という思いと
いろいろな思いとショックで
今後のことは真っ白という状態とは
程遠い精神状態だった。