ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

告知

2012-12-04 22:37:33 | 腎臓がん

8月13日 月曜日

検査の結果を聞きに病院に行く。

気分はルンルン

異常なんてありっこない。
結果が確定したらと
今後の予定をいろいろ考えていた。



診察室に入る。

DR.第一声。
「手術するかしないかなんだけれど」
という。

想定外のおことばに
「私の胆のうって
 そんなに悪いんですか?」

と絶叫してしまう私。。。。


              


いったんリセット。
DR.も我に帰る。

DR.自分の守備範囲の消化器系の説明を始める。

異常がないはずの胆のうには線維腫がある。
これはとりあえず初回だから半年後に再検査。
変化がなければ、一年後検査にする。

膵臓ののう胞はエコーで充分フォローできるところだから
エコーで年に一度エコーで確認する。




そして。。。。



造影剤入りCTの画像を見ながら説明。
これが胆のう、肝臓、膵臓は画像に変化はない。
(正確にはなかったと思う)

腎臓。

これが左の腎臓で、
 
ここを見ていて
 薬がはいって白くなって
 薬が抜けて黒くなるものがあるでしょう。
 これが腫瘍なんだよ。
となんども見せてくれる。


「エコーではのう胞に隠れて見えないんだ。
 だから、今までエコーやCTを何度も撮っていたみたいだけど、
 こういうのは造影剤をいれないと見えないんだよ。
 造影剤をいれた検査をして、見つかって良かったね」



「僕が透析病院に回答書を書いて、
 透析病院から
 新たに紹介状を書いてもらう時間はない。
 僕が紹介状を書く。
 どこか泌尿器科にかかったことがある?
 なければ、行きたい病院はある?」



時間がない。。
どういうこと。。。。
そういうことなんだ。。。。


他の病院も思いつかないし、
他の病院に移ったとしても一から検査では遅くなる。
この病院の泌尿器科でいいと答える。
電子カルテだから、検査結果はどこの科でもみることができる。


「胆のうはいらない臓器なんだ。
 このまま観察していくのもなんだし、
 腫瘍が右の腎臓だったら、胆のうも一緒に取ってもらえたのに。。」


とDR.はいう。

ついでで話す内容か。。。。。。。


あと、親族に癌患者と腎臓が悪い人がいるかは聞かれる。
いるんだよな。。両方とも。。。。。。

 


 
頭の中はぐちゃぐちゃだ。



時間がないという言葉と

造影剤をいれないと見つからないのに、
意味のないCTとエコー検査を続けたことと
またまた自分の病院で消化器系の異常を
みつけることができなかった医療不信と

仕事を辞めて時間があったから受けた検査だった。
仕事をしていて、
ふつうのエコー検査をしていたら見つからなかっただろう。
だから助かったという思いと、

仕事していて告知されたら精神的にぐちゃぐちゃになった
という思いと

いろいろな思いとショックで
今後のことは真っ白という状態とは
程遠い精神状態だった。
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検査二日目

2012-12-04 16:31:46 | 腎臓がん

検査二日目。
エコーとMRI。


エコーは
「胆のうを中心にお腹全体をみますね」と
声かけがあり、検査開始。

検査の終わり頃、やたら、
右の肋骨のしたをぐりぐりとする。
痛いくらい。。

「胆のうの指摘はなんていわれたか覚えていますか?」
と技師さんに聞かれる。

「そこが厚くなっているということです」

「どこで?」

「●●市の医師会の人間ドッグです」

「ふーん」

この会話と前の動きで

探しても探してもないってこと
なにも出なかったんだ

と思った。






次、MRI。

検査着に着替えて、液体の薬を飲む。
これを飲むと綺麗に映るそうだ。

半分以上のんでひと休み。

一気飲みにも限界がある。

「透析していて水分制限があるんでしょう?
 そのくらいの飲めたらあとは飲まなくてもいいよ」
と技師さんにいわれる。

患者の病気について理解しながらの検査。
ホント、この病院の横の連携と各人の意識の高さはすごいものがある。

「大丈夫です。
 お腹すいていますし、喉がかわいているので
 全部飲ませてください」と飲む。

それに、飲みが足りなかったから映りが悪かったと
いわれたくないし。。。。。。


やはり、横になっているうちに検査は終わった。
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検査一日目

2012-12-04 09:42:40 | 腎臓がん


一日目、血液検査と
肝ダイナミックと呼ばれる造影剤をいれてのCT検査。


ここの病院は良心的で
初診のあと
「今後の診察と検査の予定」票をくれる。
いつ、何時から、どこで、なにをするかが書かれている。

血液検査においても、耳血とか生化学でなく
赤血球、白血球とか具体的な検査項目が書かれている。



まずは、血液検査。

あまり、私の肘の内側の血管は良くない。
昔、点滴をたくさんやったから。

検査技師さんが
肘の内側の血管をみて、
「今日はこのあと造影剤検査が入っていますから、
 太い手首の血管は造影剤用に採っておきましょう。
 肘の血管でやってみましょう」
と肘の血管で採血をなんとかしてくれた。
本数は多かったけれど取れた。

ホント、ここの病院は各部署の連携がとれている。


次はCT。

検査着に着替えて検査台に上がる。
早速、点滴。
「透析の針よりは細いですけれど
 ふだんの点滴よりは太いから痛いですよ」といわれ、
うごいても大丈夫の手首の太い血管で血管を確保。

検査中は、遠隔操作で点滴に接続した注射器の中の
造影剤をいれるという。

この造影剤をいれるとき。。
思わず力むぐらい痛かった。 
ひじの内側だったら、力んで漏れたり、
動いて漏れただろう。
手首のラインをとって正解。

あとあと凄いアザになった。。。。。
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呼吸器内科へ

2012-12-04 00:08:55 | 腎臓がん

消化器の内科の検査の具体的な説明を待っているうちに
呼吸器内科で呼ばれた。

DR.は
「今日、検査して
 問題がなければ今日で終わりましょう」と
CTと肺の単純撮影のオーダーを出してくれた。



CTは検査着に着替えて検査台で寝るだけだった。




肺の単純撮影。

これに対してはむかつくことがあった。

レントゲン技師は50歳代だろうか。。
「ブラをとって、下着になってきてください」
といわれた。

この日の私の恰好は。
細かい花柄のタンクトップに長袖のブラウスをはおっていた。
下着なんてつけていない。
タンクトップも無地ではない。
よりによって細かい花柄。

普通、胸のレントゲン検査では
無地でポケットのない白いシャツ
ならば、着用可能となる。
柄が病変に見えることがあるからという。

よって、しかたなくなにもつけずに出て行ったら
「そういうことをされると困るんだよね

といいながら、検査着を貸してくれる。

タンクトップやキャミソールを
下着と呼ぶのはどうかと思う。
それに検査着があるなら先に出せと思う。


この件については、追って御意見箱に投書させていただいた。



結局、肺はなにもなし。
血管を深読みして病変と判断したんだろうということになった。
コメント (1)
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