振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

ワロロット市場でバタフライピーティーを見つけて買った

2019-08-22 21:03:18 | チェンマイステイ
元同僚のK氏と後輩のY氏と行ったチェンマイで帰国する日も近づき、それぞれが土産物の心配をし始めた。我が家は4ヵ月前にも当地に来たばかりなので土産は不要だよなと、一応はヨメに確認をしてから日本を出た。

現役の頃は海外出張が時々あり、忙しい中で土産物に悩みながらも何かをヨメに買って帰ると最初の頃は喜んでいた。何時の頃からかは忘れたが何故これを買って来たのかとその内に文句を言うようになり、それならと何も買わずに出張から帰ることもあった。

Y氏には奥さんからメールが届き、バタフライピーティーがあれば欲しいと言ってきたらしい。それを聞いて数年前にチェンマイに来た時にヨメが探していたことを思い出した。どこかのカフェでバタフライピーティーを飲む機会があり、その時はスーパーなどで探したが見つからなかった。

今回もY氏とスーパーのTOPSやロータス、リンピンなどで探したがやはりみつからない。NETで調べるとワロロット市場で買ったという内容のブログをあったので帰国する日の朝になって一人でスマートバスに乗って行ってみた。

7時半ごろなので市場の中は半数の店舗しか営業していなかったがぐるぐると回ってみるとバタフライピーティーを置いている店が数軒あった。



袋に入って100バーツと書いてあったのを、Y氏とK氏の分も購入。帰国してから重量を計ってみると一袋約150グラムあった。



バタフライピーは日本名で蝶豆、タイではアンチャンと呼ばれるマメ科の植物で、道端で青い花を咲かせているのを見たことがある。その花を摘んで乾燥させたものがバタフライピーティーで、ブルーティーとも呼ばれるハーブティーの一種になる。国内のNET通販でも購入できるが、チェンマイで買った値段の10倍以上している。



ティーポットに5~6片入れて約300ccの熱湯を入れて数分もすると、キレイな青色になってきた。



飲んでみると味はほとんど無く、かすかに豆類の臭いがするが気付かないかもしれない。これにレモン汁などの酸性の液を加えると紫色に変化する。更にハチミツなどを加えると飲みやすくなる。



NETで調べてみるとアントシアニンがブルーベリーよりも数倍も多く含まれ、眼の疲労回復やアンチエイジングに効果があるとなっている。但し、血液をさらさらにする効果もあるために妊娠中や生理中は避けるようにとあったが、ヨメに問題はない。

帰国してこの土産をヨメに渡すと珍しく褒め言葉が出た。えらく気に入ったようで毎日飲んでいるが、今のところ効果のほどはわからない(自分には)。見た目がキレイなので食器棚の奥からいろんなグラスに注いでみては雰囲気も楽しんでいるようだ。