振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

高槻に開園した安満(あま)遺跡公園

2021-09-12 21:10:03 | バイクツーリング


6月頃だったか、TVで紹介されていたのを視たのだが、開園は今年の3月。JR東海道線と阪急京都線に挟まれた場所にあり、阪急高槻市駅から京都方面に歩いて約10分。上の画像だと、右手に阪急線の高架が見える。下の画像だと鉄塔の後方にJRの高槻車両基地がある。



現役だった40年前頃は高槻市にあった社宅からJR線で通勤していて、この辺りは車窓からよく見た景色だったが、緑の多い京都大学の農場だった。その農園の下に縄文時代後期から弥生時代にかけて存在した環濠集落の跡が埋もれていたことを自分が知ったのは、ほんの何年か前のことだ。



当時から周辺はどんどん宅地開発をされたいったが、京大の農場があったおかげで保存状態の良好な遺跡として残った訳で、貴重なものだと思う。京大農場は木津川市に移転することになり、高槻市が中心になって遺跡公園として整備されたようだ。赤い屋根の白い建物は農場の建物をそのまま展示館などで利用されている。

中に入りたかったが、バイクブーツを履いてジャケットを腰に巻いた姿でむさ苦しいので、時期を改めることにした。





後方にJR高槻駅前のタワーマンションが見えるが、駅に近い側にはカフェやレストラン、またイベント会場に使える建物もあり、人工芝ながら広いスペースもあってイベントに使うようで、市民広場を備えた公園といった感じだ。陽射しが強く暑い日だったが、多くの親子連れ、カップル、若者グループなどが大屋根の下の芝の上でくつろいでいた。



小さな子供の遊びスペースにはミストシャワーがあったが、はとにかく暑い日だった。

この日はいつものバイク仲間と日帰りツーリングに出掛ける予定だったが、いざ出発と思ってエンジンをかけようとしたがセルモーターが回らない。2年前にも2回発生したトラブルで、スターターリレーの不調なのはすぐにわかった。リレー端子を直結させるという応急処置もあるが2次的トラブルを招きかねないので諦めて、仲間に不参加の連絡を入れた。

結局は以前のトラブル時に外したリレーを残していたので、それと交換するとセルが回ってエンジンもかかった。作業に1時間はかかったが、バイクも動くようになったので午後から安満遺跡公園に出掛けた訳だ。

家に戻ってから取り外した不調のスターターリレーの導通テストをしてみたが、不思議なことにちゃんと作動するんだなこれが。不調になる原因が全くもってわからない。