お代表気まぐれ日記!

悪代表の袖の下日記→野球問屋、お主も悪よのう。いえいえ、お代表様ほどでは・・悪代表が剣の武士(選手)に成敗される日記です

変わったものは

2010-04-07 22:30:00 | 指導者
新生剣がもうはじまりました。
リーグ戦に大田区大会。
まだまだゲームのできるチームではないんだけど
試合は待ったなしにやってくる。

試合のしの字も教えていないのに。
しかし教育リーグでやっていただけはあるのか
何とか試合が成り立っている。
子供たちはがんばっている。

今、私は子供たちにお願いし求めているものがある。
それは最後まで声を出し元気を出して試合を終えること。
最後までです。
声を出すことは誰でも出来る。
これだけは守ろうやろうと言っている。
未だにやり遂げられないでいる。
簡単なことなんだけどと大人は思うが子供には一時間半それを意識して続けることは大変なんだろう。無意識で出来るようになればいいのだが。

大人がそのくらいと思うことが子供には大変なことがいっぱいある。
特に試合中は。

私は新しいチームになって変わったのは子供ではなく大人だと開幕戦で思った。
指導者の声鰍ッや声のトーンが明らかに違うと感じた。
自分が指導者としてチームに入った時の頃を思い出した。
あのくらいできるだろう。
なぜこれやらないんだ。
何やってんだ。
段々声を荒げていった記憶がある。
幸い私より激しい方がいらっしゃったので冷静になれる機会がもてましたが。

はっきり言って大人からすればイライラすることがほんと沢山ある。
特に経験者や知識のある大人たちはである。
ついつい自分と同じレベルの行動を求めてしまう。
子供は注意力も散漫ですし能力も知識も少ない。
同じ過ちを何度も繰り返す。
そういうものです。

それを分かった上で今どのように声をかけ、あとでどういう風に指導したらいいのかを常に考えていくべきだなぁ改めて実感しました。
またこのように感じ取れるのは自分の子供がいなくなったからこそかもしれません。
冷静でいよう、平等でいようといつも考えていたのですが実際今とは感覚が違ったのかなぁとも思います。いつも考えていたという時点でもう平常心ではなかったのかもしれませんが。

とにもかくにもこの人数の少ないチームがやっていくべき事は、先を見据えて今やるべきことは何なのかを考え、それに向かって一歩一歩着実に進むことだと思います。
目先のことに囚われずに。

カズキコーチのように

2010-04-06 22:22:00 | 少年野球

卒団おめでとう。
いよいよ明日新しいスタートですね。
ホント、それぞれの道に進んでいく君たち。

目指すところは別々でも同じチームで狽チて来たものは同じであって欲しい。
挨拶、返事の礼儀。
物事に対し、一生懸命真剣に取り組み全力を尽くすこと。
身体を鍛え上げることで得られた強い精神力。
これらのことを忘れず、何かあったら思い出し、筋の通った中学生活を送って欲しい。

ここで改めて卒団式で話したことを頭に浮かべて欲しいです。
松下幸之助氏の『風が吹けば』です。
風が吹けば波が立ち船が揺れる。
揺れる船をムリに止めれば船がこわれる。
大切なことはうろたえないこと。
すべての人が冷静に自分の役目をこなせば、全員の力強い協力がえられる。
嵐のときほど協力が尊ばれる。
だから揺れることを恐れるよりも、協力がこわされることを恐れたほうがいい。
常に自分のまわりを冷静に眺め、それぞれの心構えをしっかりと確かめておくこと。

卒業大会で実感したこと。
その気持ちを持って将来に旅立ってください。

また、君たちと同じように今年度から新しいスタートを切った先輩コーチ。
彼の残していったものも忘れてはいけません。
毎回来る度に
感謝を忘れるな、自分に妥協するな、自分で限界を決めるな、集中して一生懸命やれ、声を出し元気よくやれ。
と常に教えてくれ実践してくれた。
彼は何より相手を思いやる気持ちを教えてくれたのではないかな?
目の前にすばらしい見本がいたことも忘れずに胸に仕舞って明日の入学式を迎えてください。

そして剣に顔を出すときは、君たちが善い見本となるように心がけてくれたら嬉しいです。