お代表気まぐれ日記!

悪代表の袖の下日記→野球問屋、お主も悪よのう。いえいえ、お代表様ほどでは・・悪代表が剣の武士(選手)に成敗される日記です

進路

2010-03-17 23:10:00 | 
今日、今年小学校卒業する息子と中学で何をやりたいのかを話しました。
今日はっきり聞きました。
バスケットをやると。

夢も聞きました。
昨年末、中学でバスケット部に入るとチラッと聞いたときいろいろ話しそのときも「夢はなんだ?」と聞きました。
このときは考え込みというか言っていいのか悪いのか親に気を使っているように見えました。言い出せなかったのでしょう、黙ってしまいました。
このとき悟りました。
野球をやめ、バスケットに進むんだなもう決めてるんだなと。
以前は野球選手になる、甲子園出たらすごい?楽天に入ると言っていたのですが、夏くらいまでは。ここで黙り込んでしまうということは私にとってもかなりショックでした。バスケ部に入るとはじめに聞いた家内を恨みました。なんでそんなこと聞いちゃうんだよ。こっちから切り出すんじゃねぇよ。ってね。そしたら子どもから言って来たんだよ、わたしからじゃないし。と怒られる始末。
私はなんとなく耳にしていたことを聞こえぬ振りしてかなり気に鰍ッていました。
密かに一人で作戦を練り何とか野球のほうに気持ちが向くように考えていた矢先私の想定外の方向へ。

これほど真剣に気に鰍ッた「進路」ははじめてでした。
長男のときは体が小さく野球は続けないんじゃないかなって言うくらいだったのですが悩んだ末、硬式野球のクラブチームに入ると決めました。私はホッとし、心の中でガッツメ[ズをしました。
長男も次男も野球をはじめたならせめて高校野球までは、あわよくば甲子園、プロ野球まで。なんて考えました。
しかし長男は、中学時代一度も休まず続けたのですが、高校では美術方向に進みました。そして次男は身体も小さくなく野球も下手ではなかったので私も回りも期待していましたが、前述したように別のスメ[ツへ。
私のショックはかなりのものでした。
監督の息子が野球やらないなんて周りはどう見るんだろう?
もったいない。やらせましょうよ!やらせなきゃダメですよ。なんでやらせないんですか?!だらしないよ。といろいろホント色々なこと言われました。私でさえこんな気持ちになるのですから、当の本人はさぞや辛かったでしょう悩んだでしょう。
合同合宿、卒業大会でも周りの選手、仲間、他チームの選手、監督コーチからもかなり言われたようです。野球やれ、一緒にやろうと。
私も他チームの方から言われました。
当然私がダラしないと思われたでしょう。

今日話をしたときも本人は涙を浮かべていました。
私の父に野球チームの体験だけは行って来いと言われたようでそれも気に鰍ゥってたみたいです。父は野球が好きで私をスパルタとは言いませんが子供のころ素振りなどを課し楽しくはじめたソフトボールを終わりの頃はなんとなく練習をやらされてる感じになっていました。しかしこの練習がなければ大田区で優勝という喜びは得られなかったでしょう。子供のときはそれが分からないのですが、私はそのときの記憶がやけに残っていて、自分の子には自分からやりたいと言ったものを自分で進んでやるようにさせようと考えていました。だから長男も次男もやりたいと思ったことを目標を持たせそこへ向かって努力させたていきたいと思います。
もちろん父の気持ちもわかります。
グローブ・バットを買ってくれたその気持ちを裏切ってしまうのだと考える次男の気持ちも痛いほどわかります。

しかしよく考えれば分かるはずです。
自ずと答えは出るはずです。
だって周りの人や父や私が言うことは誰の気持ちでしょう?
次男への期待や希望を持った私たちの気持ちであって本人が今求めてる気持ちではありません。
人の夢を託されて心からのやる気が入らないままその道に進み本人のためになる結果が望めるでしょうか。
そうは思いません。

今年初め学校公開日で国語の公開授業があり家内が参観してきました。
息子の作文も題材となりました。
その内容は野球とバスケのことでした。
ここに全文を載せたいくらい息子と私の気持ちが読み取れるよう丁寧に描かれていました。話した言葉も一字一句鮮明に覚えていたようで細かく書かれていました。それぐらい彼にとって大きなことで難しい問題だったということです。それがわかりました。
学校の先生もバスケをやっていたようで実際息子にバスケもいいよと話をしたこともあるそうです。この事を聞いたときも無責任なこと言わないでくださいと先生を恨みました。

とにかく何をやろうが本人の意志がもっとも大切で、監督である私がバスケより野球が面白いと圧涛Iに思わせられなかったのが私の悔いの残るところです。

今年二月、野球教室がありましたがそのとき息子は打球をよく飛ばしたということでMVPに選ばれちゃいました。
これにはちょっとした裏話があります。
守備でエラーしないチャンピオン決めるとき息子は早々にエラーをし脱落をしたのですが、理由がここで上手くやって残ってしまい中学で野球がんばれと元プロ野球選手に言われたらバスケットやりますと言えないから早く脱落したというのです。同じ気持ちで打撃競争したのですが、飛ばさないようにしようと力を抜いて打っていたらちょうどいい具合にバットが振れ、ボールがドンドン飛んでいってしまったようです。

人生とはこういうものなのですね。


一年を振り返って

2010-03-16 23:24:00 | 少年野球
すべてが私の責任であると前置きして、この一年を振り返ります。
昨年度結局無冠に終わらせてしまった後、今年度も大変だぞと言われながら始まりました。
昨年度は割とビジョンを持って自分自身は悔いのないように進めてこれたと今になってはそう思えるのですが、今年度は年間計画はおろか最終的に自分自身が何が大事なのかも見失って行った様な気がします。

私の中で一番の失敗はキャプテンとエースを甘く育ててしまったことにあります。
キャプテンは我が子でエースは古くから私の工場にて遊ばせ野球に誘った子どもです。
言い聞かせたつもりでも身体能力の高さから心のどこかに緩みを与え精神の成長を止めてしまったと思います。このことがチームに大きく影響していることを後半まで気がつかなったことです。
二番目は打つのか守るのか走るのか緻密に行くのか大胆かチームカラーを絞りきれなかったことです。これには短期目標と長期目標の兼ね合いと選手自身の成長と出席率が複雑に絡み私自身迷いが生じたことです。
目標計画については見通しが甘い、実行力が無いといわれればそれまでですが、子どもの出席率は何事においても正比例していくのではないかと考えております。
今年度はじめに母の会で最多出席率賞を止めていいですかと提議したのですが続けて欲しいとの意見があり結局続けたのですが、その割りに成果が表れた気がしませんでした。
そもそも我がチームの最多出席率とはもともと上手い下手でなく全子どもが励みになる誰でも出来ることで出席率を上げたいと考え皆勤賞を上げればいいのではないかはじめたのであります。過去のブログを見ていただけると分かるのですが親御さんから色んな意見が上がり止めようとしました。しかし別の形で続けようと提案され私ではなく他のコーチが続けることになったのですが、仕事の関係で提案したコーチが続けられなくなってしまい結局また私が管理しこの何年間続けてまいりました。
しかしここのところ子どもの意思ではなく親御さんの考えにより出席が左右される傾向があり出席率向上に疑問符が付くようになりました。
この制度は今年度で止めようと思っております。
しかし休まず来た子どもはそのがんばりを称えてあげるべきかとも思います。指導者会議でも了解を得ましたので皆勤賞だけはしばらく続けたいと考えております。

話のャCントがずれてしまいましたが、
三番目に指導者不足が年度初めに考えていた以上に重くのしかかり、思ってたように練習、試合、事務手続きなどが進まず大変でした。このことは指導者数の確保と共に計画の縮小も視野に入れて行くべきだと思います。

四番目に選手の見極めと一貫性。これは単なる私の見る眼と牽引力の弱さです。
単純なようで非常に難しいことなのですが、考えが一貫していなくてはいけません。
子どもが迷います。支えてくれている指導者も迷います。ただ謝るしかありません。

五番目に私自身の弱さです。こんなことでは子どもを指導する資格はありません。
常に上を見るよう心鰍ッなきゃいけませんでした。

以上のことから今年度の反省を生かし来年度の指導計画に役立てて行きたいと思います。来年度はもう始まりますが。

昨日のブログは途中で寝てしまったのでちょっと今日昨日のブログに付け足してあります。

卒業大会をふり返って

2010-03-15 22:48:00 | 少年野球
一回戦。眼が見れない。私の目が潤んでいると子供たちに悟られたくなかった。

一回表の守りが終わった時点でボルテージは最高に達した。
話をしている人の眼を見て話を聞きなさいと
いつもそのように指導している。
なのに話をしている私が子供たちを見れない。

興奮して呂律が回らない、何を話そうか迷っている普段から特別気の利いたことを話しているわけではないが、子供たちの成長振りに感動しいよいよ卒業大会が始まったという期待感と大きな不安感が入り混じった複雑な気持ち。
そんな中、無事一回の守備を終えて帰ってきた子どもたちがものすごく輝いて見えた。
ニッコニコの顔かおカオ。
それからだ自然と涙が滲んで来たのは。もう見れない。

しかし今年の卒大、卒団では絶対泣かないと決めている。
眼は潤んでも泣いてはいないのでセーフである。

けど、あの瞬間は感動でいっぱいでした。
こんな程度で感動してるから後々負けてしまったのでしょう。
一回戦においては出来すぎくらいに出来ました。
子供たちは。
ただ緊張ほぐすのがあまり上手くない選手達が多く見られました。
来年度以降そういうこともまた指導の課題です。

私の失敗はタイムの時期とサインだし。
子供たちにやりづらさを与えてしまった。大反省です。
コーチからもダメだし。ごめんなさい。

準決勝。雨天のため間が空きしかも前日は連盟主催の合同合宿。
対策を練ったつもりだったのですが、力量不足と対応が全く行き届いていませんでした。指導者の考察不足と対策方針不適応。
全くこの試合は勉強のみの指導者として誠に情けないものでした。
ゲームの流れのよみのズレ。それでいて作戦の不発。子供の能力にあった戦略を読みきれていなかったとしかいいようがないミスばかり。
ここでも緊張からか足の動かない選手を出させてしまった。
そして結局手も足も出なかった。
去年も今年も優勝チームに3対1で敗れ他チームからいい試合しちゃってと二年連続で言われ、余計悔しい思いになりました。
それはいくらいい試合でも勝負事は勝たなきゃ全く面白くないから。結局手ぶらの閉会式参加は非常につまらないものだから。
もう駅伝大会からなんとなく見えていた。チーム内で格差を作ってしまったこと。
みんなでという気持ちを子供たちに薄れさせてしまったこと。
完全に私の指導力不足。この大会ではっきり表れた。後悔の念を抱いてやみません。
来年度の糧と致します。

三位決定戦。全てが負の周期に感じた。前日エースが全力投球。じゃんけんに負け先攻。この球なら打てると軽い気持ちではしゃぐある子供。子どもには言い聞かせたのですが絶対にあってはならない審判に対する不信感。春のトーナメントの三位決定戦でもちょっと揉めたことがあった。結局あまり好きでない抗議をして嫌な気分になった記憶がある。案の定ずるずると相手ペース。何とか七回まで行けたが、育て切れなかった秘密兵器を登板させる機を失ってしまい。作戦は裏目に。打撃は湿り、またしても緊張の魔物が子供たちを固くさせ力を発揮させられなった。
結局涙をのんだ。
誤解を招かないように言いますがこれらのことを指導し切れなかった私に大きな反省があり子供たち選手は一生懸命やっていました。

卒業大会全体として延び延びになったことでモチベーションの維持から戦略、練習の徹底まで非常に難しかったこと。また、卒業大会に必然的照準を合わさなくてはならないチーム事情から大会日程の前唐オはかなりきついものがありました。ここへくると単なる言い訳にすぎませんが、こういうことも頭に入れながら一年計画を立てて行かなくてはならないまた、修正しながら進めていかなくてはならないと実感にいたしました。

子供たちに思う存分力を発揮させて上げれなかったこと心から悔いております。

見上げたら夜の星

2010-03-14 20:35:00 | 少年野球
ひとり歩いて帰ってまいりました。
「あぁあ」と天を仰ぎながら歩いていました。
こんな日に限って雲はなし。
きれいにオリオン座が輝いておりました。

終わった。

終わるときは呆気ない。
ほんとに呆気ない。

今年度も子供たちに謝ることになってしまいました。
申し訳ない。

本日、目標としてきた卒業大会、今年度の公式戦全日程終了いたしました。
ご協力いただいたご父兄の方、指導者の方、また剣に携わっていただいている全ての方々に心から感謝を申し上げます。
一年間ご協力ありがとうございました。

そして子供たちご苦労様でした。
結局いい思いをさせてあげられなかった事、自分の甘さを今頃になって痛感している。
本当に悪かった。
六年生はこんな監督の下、チームにいたことで何か得られたことがあれば幸いです。
例え、得られることがなかったとしてもこれからの人生このチームで仲間達と過ごしたこと忘れずに成長していってください。

なんだかんだで

2010-03-08 23:56:00 | 少年野球
最初の予定から一ヶ月になろうとしています。

上村愛子さん素晴らしいですね。
絶対気落ちしてたはずなのに周りがどうだからじゃないということです。
まず自分がしっかりやらなければ結果は出なかったはずです。

気合入れ直そう。
真剣に取り組もう。
以前にも投稿した記憶があります。
遊びも当然一生懸命にやるべきです。
しかし、遊びの中で得た喜びは時期薄れていく、真の喜びや充実感は真剣勝負の中で生まれていくもので、たとえ緩い気持ちで良い結果が出たとしても一時のことであって後からおれ良くやったなぁと思うのはそれまでを真剣に一生懸命やってきたからこそ得られるものではないでしょうか。

今こそ辛い練習を乗り越えてきたときのこと忘れず最後まで真剣に戦え。
最後の最後まで努力しろ。

真面目に。

上っ面を求めるな。
足元をみろ。
それは自分か、自分の足元か?
いま、胸を張れるか。
がんばろうぜ。
また最後に泣きたくないよ俺は。
もういいよ、悔し涙は。

あと二つ。
たったふたつ。
まだふたつ。
二試合全力尽くそう!!!!!!!!!!!!!!!!!!