先日、石村萬盛堂の「つるのこのこ」が、福岡の新名物になりそう! という記事を書いたばかりなのですが… こんなニュースが入ってきてびっくり。
石村萬盛堂、地元出資会社に事業譲渡、コロナ禍で経営悪化、店舗・ブランドは維持- 読売新聞(2021年10月2日19時00分)
石村萬盛堂のマシュマロは確かに美味しい。でも、無印良品やコンビニのマシュマロだって、安くて大量に入っていて美味しいです。でも、なぜ「石村萬盛堂」のマシュマロが売れるのかと云われたら「地元に沢山貢献している企業だから、多少高くてもヒイキにしたい」という人々の思い。これがブランド力の高さにつながり、記念日や贈答用として選ばれる銘菓となっているのではないでしょうか。
ところで、新しく事業を引き継ぐのは「地場6社の共同で設立された新会社」とありますが、その6社とはどこなのでしょうか?
今、把握しているのは、明太子でおなじみの「ふくや」の初代社長、川原俊夫社長が経営する「かわとしグループ」。そして「キャナルシティ博多」を開発し、長らく運営されてきた「福岡地所」。残り4社がどこなのか気になります。
ちなみに、新しい「石村萬盛堂」の代表取締役に「ふくや」の経営者である川原武浩社長が就任された、という事はメモっておきたいと思います。
新食感 "つるのこのこ" が話題!福岡の老舗和菓子店【石村萬盛堂】
先日リニューアルした「石村萬盛堂本店」が、企業の歴史を堪能できるギャラリーになっていた理由が分かるような気がして、何ともいえない気持ちです。