Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

みみ爺のランドナー                          2015年11月26日 木曜日

2015-11-26 09:04:18 | サイクリング・自転車旅
 みみ爺のランドナーはそんなに高価なものじゃない。16年前に買った丸石のエンペラー・ツーリングマスターだ。今は製造の拠点が海外に移ってしまったようだけれど、その頃はまだ日本国内で製造されていたんだ。そういう意味では貴重な国産品だよ。
 ト―エー社のフレームを使ったランドナーや、各種オーダーメイドのランドナーのように高価な自転車ではないけれど、長年共に旅をしたり、少しずつパーツを取り換えたり、傷の手当てをしたりしているうちに、不思議なもので妙に愛着が出てきたんだ。もう手放すことなんかできない。とてもいとおしくさえ感じられる。



 ハンドルはニットーのランドナーバー135だよ。定番というやつだね。コットンのバーテープを巻いているんだ。
          


 フロントキャリア―の右側につけているのは三洋のLEDライトで、小さくて格好いい。それにけっこう明るいよ。
          


 左側のライトは、八丁峠越えのために最近つけたもので、ホームセンターで買った安物だ。ダイナモライト一つでは心細かったので付けてみたんだが、結構役に立ったよ。暗く長い八丁隧道も不安なく走りぬけることができた。
                

 リムドライブの左ダイナモだ。これで三洋の砲弾型ライトを灯す。
          


 リアーのガードに取り付けたテールランプは、ブリジストンのソーラー充電式のやつだよ。トンネル内や夜道など、あたりが暗くなると勝手に点滅してくれるのでありがたい。ただ、輪行袋の中で振動を感じるたびに点滅を始めるのは困る。使用する電池も自転車店以外に置いている店がないようだし…。
          


 ガードは本所のマビック型で、これも自分で付け替えたものだが、結構うまくつけられたと思っている。
 タイヤはおなじみのCOL DE LAVIEランドナー650Aだが、これはオープンサイドだよ。だから乗り心地はとてもソフトで快適だ。
          


 クランクはスギノのXD-2-600Tだ。ただし、インナーは26Tだったものを24Tに換えたんだ。この24Tとリアーの32Tで急勾配もかなり頑張れるよ。MTBなみのギアーの組み合わせだからね。
          


 このあいだシルバーが気に入って、ちょっと古いタイプの105のリアディレーラーを買い、スプロケットを13T-26Tに換えてみたけれど、やっぱり上りがきつい。105のスラント角がもう少し大きければいいんだけどなあ。使用可能なローギアーの最大が27Tというのは残念だね。もともとロード用の105だから仕方ない。作りが非常によくて気にいっていたんだがね。
 峠道ではなんとかして32Tを使いたい。今まで使っていたディオーレでもよかったんだが、どうしてもシルバーのものが欲しい。で、ちょっと高かったが思いきってサンエクシード34Mというディレーラーを買ったんだ。もちろんシルバーだし、変速もきっちり決まる。これはもう言うことがないね。
          
 

 ハブはティアグラだ。ステンレスベアリングが使用されているという。回転がとてもなめらかで、走行音は風の音のようだよ。
          


 フロントディレーラーはつい最近換えたマイクロシフト製のツーリング用のものだ。チェーンが外れることもなく調子がいい。しかもシルバーだし。シルバーはやっぱりいいねえ。
          


 ペダルは、これはお決まりのミカシマ・シルバンツーリングだ。ペダルはやっぱりこれが一番好きだ。
          


 そして、サドルはブルックスのB17スペシャルというやつだ。銅の鋲がとても気に入っている。しかし何よりお尻が痛くならないのが最高にいい。使い始めた頃は硬くて、これで大丈夫だろうかと心配したが、今では朝から晩まで走り続けていてもまったく痛くなることがない。お尻がサドルの存在すら忘れてしまうほどだ。もう、革サドル以外には考えられないね。
          


 この自転車に乗って、もっともっといろんな所へ行きたい。いろんな道を走りたい。
 しかしこの頃はなかなか時間が取れないんだ。来年は67になる。ぐずぐずしているとペダルを踏めなくなる。そんな強迫観念に襲われてる毎日だよ。
コメント (4)
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