雲一つない青空だよ。朝の空気はまだ冷たいが、明るい日差しはなんとなく春を感じさせる。これでコロナが収束していればどんなにいいだろう。
この坂は、一昨年お世話になった北総白井病院へと続く。距離は短いが10%ほどの勾配だ。久しぶりのランドナーで坂を上るのは楽しい。
北総白井病院の前を通り、県道59号・木下街道を北東方向へ行くと、左手に日本中央競馬会競馬学校がある。手賀沼へ行くときは、いつもはその前を通て行くのだが、地図を眺めていると、どうやら競馬学校の裏を回る道があるようなので、行ってみることにしたんだ。
この給食センターの手前の細い道を入っていくんだね。
道の舗装は、すぐに砂利道に変わった。でも、ランドナーなら大丈夫。
何となく整備されているようだが、全く人の通る気配がない。とても静かだ。しかし、ちょっと寂しすぎるような気もする。
なるほど競馬学校の裏だね、練習用のコースがあるよ。
どこまで行っても人影がない。無事に抜け出せるのか心配になるような道だよ。
おや、こんな寂しい裏道に神社があるよ。神社があったことで、なんとなくほっとする。
水の神、弁財天だ。この弁財天はまだ新しいね。平成14年に建てられたらしい。人気のない寂しいところにあるが、人の手が入ってきれいに掃除されている。
さらにしばらく寂しい道を進む。ほんとに静かな道だよ。競馬学校の裏にこんなにいい道があったとはね。
清水口調整池のオオハクチョウだよ。まもなくシベリアへ帰っていく。それは南風の吹く満月の夜と言われている。今日は春一番の強い南風が吹くという予報だけれど、まだ飛び立ちはしないだろう。しかしもうすぐその日は来る。白鳥がいなくなると、一緒にカモたちもいなくなる。するとこの調整池は火の消えたように寂しくなる。
春めいた日差しの中では保育園児たちが遊んでいる。
普段なら、手賀沼へは大津川の谷津道をたどって出るのだけれど、今日は違う道を走ってみようと思う。
県道191号に沿って続くこちらの道は車がほとんど通らない。のんびり走れていい。
県道191号沿いを離れ、アップダウンを一つやり過ごす。
いったん風間街道へ出るが、左の細い道へ入る。
やがてその道は県道280号・白井流山線へぶつかる。そのまま県道を横切り、正面の落ち葉だらけの道へ入っていく。ランドナーでこういう道に踏み込むと、みみ爺はなぜかワクワクする。
国道16号に飛び出した。反対側に渡りたいが車が多くて渡れない。右へ少し歩道を走り、国道に沿って折り返すように坂道を下ると、国道の下をくぐるトンネルがあった。
道とは思えない、霜でふかふかになった路地を入ってくと、西輪寺の太子堂の裏に出た。
正面が本堂、右手が太子堂だよ。この太子堂には、木造の聖徳太子像が収められているという。
山門の内側には、箒を持ったかわいらしい小坊主と、水子地蔵が立っている。
七福神の福禄寿だ。
ひっそりとして静かなお寺はいいね。境内の空気までしんと澄み渡っているような気がするよ。
金山落という変わった名前の川を挟む谷津道だ。
その谷津を離れ、持法院というお寺に立ち寄った。
立派な本堂と鐘楼。
境内にはこんな不動明王像があったよ。
この石段の上には観音堂があるはずだ。
左右の青面金剛。
六地蔵。
春めく日差しの中に静かに建つ観音堂。こちらの観音堂には、運慶作といわれる如意輪観音像が祀られているそうだよ。
持法院の手前の坂道を上って行く。自転車の下に、ホトケノザが咲きかけているよ。
畑の中の道を行く。いいねえ、こんな道をのんびり走るのは。
竹林のあるいい雰囲気のカーブを上って行く。
ゴルフ場と工業団地の間の広い道を進み、途中から左の細い道へ。
坂を下ると、染井入落という手賀沼へ流れ込む川の谷津道に出たよ。
春一番の強風が吹き始めた上空を、下総航空基地へ着陸態勢に入ったP3Cと思われる機体が、ちょっと揺れながらゆっくりと旋回してゆく。
染井入落という、金山落と同様に変わった名前の川の谷津も、なかなか広く静かでいい。
この坂を下ると手賀沼だね。
手賀沼は、今日は人が少ない。コロナと強風のせいかね。
強風の中、手賀川の堤防上を走り、鮮魚街道の関枠橋を渡り、街道と並行して続く裏道を走る。
亀成川の谷津道だ。
そして亀成川の谷津を離れ、急な坂を上る。
千葉ニュータウン中央駅を過ぎ、ここは神々廻街道に出たところだ。
荒れた坂道を下ると、神崎川の谷津に出た。
いつも走りなれた道ではなく、知らない道を走るのも楽しいね。
春一番の強い南風の中を必死でペダルをこいで家に帰った。
この坂は、一昨年お世話になった北総白井病院へと続く。距離は短いが10%ほどの勾配だ。久しぶりのランドナーで坂を上るのは楽しい。
北総白井病院の前を通り、県道59号・木下街道を北東方向へ行くと、左手に日本中央競馬会競馬学校がある。手賀沼へ行くときは、いつもはその前を通て行くのだが、地図を眺めていると、どうやら競馬学校の裏を回る道があるようなので、行ってみることにしたんだ。
この給食センターの手前の細い道を入っていくんだね。
道の舗装は、すぐに砂利道に変わった。でも、ランドナーなら大丈夫。
何となく整備されているようだが、全く人の通る気配がない。とても静かだ。しかし、ちょっと寂しすぎるような気もする。
なるほど競馬学校の裏だね、練習用のコースがあるよ。
どこまで行っても人影がない。無事に抜け出せるのか心配になるような道だよ。
おや、こんな寂しい裏道に神社があるよ。神社があったことで、なんとなくほっとする。
水の神、弁財天だ。この弁財天はまだ新しいね。平成14年に建てられたらしい。人気のない寂しいところにあるが、人の手が入ってきれいに掃除されている。
さらにしばらく寂しい道を進む。ほんとに静かな道だよ。競馬学校の裏にこんなにいい道があったとはね。
清水口調整池のオオハクチョウだよ。まもなくシベリアへ帰っていく。それは南風の吹く満月の夜と言われている。今日は春一番の強い南風が吹くという予報だけれど、まだ飛び立ちはしないだろう。しかしもうすぐその日は来る。白鳥がいなくなると、一緒にカモたちもいなくなる。するとこの調整池は火の消えたように寂しくなる。
春めいた日差しの中では保育園児たちが遊んでいる。
普段なら、手賀沼へは大津川の谷津道をたどって出るのだけれど、今日は違う道を走ってみようと思う。
県道191号に沿って続くこちらの道は車がほとんど通らない。のんびり走れていい。
県道191号沿いを離れ、アップダウンを一つやり過ごす。
いったん風間街道へ出るが、左の細い道へ入る。
やがてその道は県道280号・白井流山線へぶつかる。そのまま県道を横切り、正面の落ち葉だらけの道へ入っていく。ランドナーでこういう道に踏み込むと、みみ爺はなぜかワクワクする。
国道16号に飛び出した。反対側に渡りたいが車が多くて渡れない。右へ少し歩道を走り、国道に沿って折り返すように坂道を下ると、国道の下をくぐるトンネルがあった。
道とは思えない、霜でふかふかになった路地を入ってくと、西輪寺の太子堂の裏に出た。
正面が本堂、右手が太子堂だよ。この太子堂には、木造の聖徳太子像が収められているという。
山門の内側には、箒を持ったかわいらしい小坊主と、水子地蔵が立っている。
七福神の福禄寿だ。
ひっそりとして静かなお寺はいいね。境内の空気までしんと澄み渡っているような気がするよ。
金山落という変わった名前の川を挟む谷津道だ。
その谷津を離れ、持法院というお寺に立ち寄った。
立派な本堂と鐘楼。
境内にはこんな不動明王像があったよ。
この石段の上には観音堂があるはずだ。
左右の青面金剛。
六地蔵。
春めく日差しの中に静かに建つ観音堂。こちらの観音堂には、運慶作といわれる如意輪観音像が祀られているそうだよ。
持法院の手前の坂道を上って行く。自転車の下に、ホトケノザが咲きかけているよ。
畑の中の道を行く。いいねえ、こんな道をのんびり走るのは。
竹林のあるいい雰囲気のカーブを上って行く。
ゴルフ場と工業団地の間の広い道を進み、途中から左の細い道へ。
坂を下ると、染井入落という手賀沼へ流れ込む川の谷津道に出たよ。
春一番の強風が吹き始めた上空を、下総航空基地へ着陸態勢に入ったP3Cと思われる機体が、ちょっと揺れながらゆっくりと旋回してゆく。
染井入落という、金山落と同様に変わった名前の川の谷津も、なかなか広く静かでいい。
この坂を下ると手賀沼だね。
手賀沼は、今日は人が少ない。コロナと強風のせいかね。
強風の中、手賀川の堤防上を走り、鮮魚街道の関枠橋を渡り、街道と並行して続く裏道を走る。
亀成川の谷津道だ。
そして亀成川の谷津を離れ、急な坂を上る。
千葉ニュータウン中央駅を過ぎ、ここは神々廻街道に出たところだ。
荒れた坂道を下ると、神崎川の谷津に出た。
いつも走りなれた道ではなく、知らない道を走るのも楽しいね。
春一番の強い南風の中を必死でペダルをこいで家に帰った。