Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

梅雨の晴れ間にひと歩き             2022年6月20日 月曜日

2022-06-22 17:29:48 | 散歩
 加齢により頸椎を患い、今は乗りたい自転車を我慢しているんだ。
 天気がいいのでひと歩き近所を回ってこよう。
 住宅地のはずれからスタートだ。この辺りはもう住宅はまばらで、畑も点在している。



 ここから右手の斜面の細い道を上って行くよ。



 かなりの急傾斜だね。でも雰囲気はいい感じだ。



 上り詰めると一気に視界が開け、広々とした畑地になったよ。
 雨は降りそうもないが、薄曇りの空が広がっている。



 畑の中を通り抜けると舗装された道に出たよ。道は少し下っている。
 薄日が差している。気温は高いが、まだそれほど暑さは感じない。腕時計についている温度計ではすでに30度を超えているが。



 右へ舗装された道を行けば交通量の多い県道に出るが、ここはもちろんまっすぐ進むんだ。



 空気が急にしっとりしてきて涼しくなったよ。去年の落ち葉がそのままだ。



 真っ直ぐは行けないようだ。ぬかるみを越えて、右のほうへさらに落ち葉の深い道へ入って行く。



 かなり荒れた道だが歩けそうだ。半ズボンに半袖Tシャツなので、立ち止まるとたちまちやぶ蚊の総攻撃にあう。むき出しの足や腕にとまったヤツをぱしぱし叩き落し、早々に立ち去る。



 落ち葉がすごい。地面が見えない。



 やぶ蚊の攻撃をかわして、明るいところへ出た。ちょっとホッとしたよ。森の中に静かな畑が広がっている。



 まるでゾンビのような案山子だ。気味が悪いよ。



 ひっそりと静かな道をしばらく進むと、やがて周囲の雰囲気が明るくなってきた。民家も現れた。







 半ば土に埋もれた仏塔群があった。人里離れた寺の裏手などによく見かけるやつだ。



 県道を少し歩き、再び静かな道へ。
 薄日が差してきて、体が汗ばんできたよ。



 小さな橋を渡り、川沿いの細道を行く。両側に夏草が茂った細い砂利道がどこまでも続くよ。
 いったいどこまで続くのか、終わりはあるのか心配になる。





やっと橋が見えて来た。対岸へ渡ろう。



 対岸へ渡ってもまた同じような道だ。



 土手の草が刈られて見通しがいい。このあたりはかなり早い流れになっているね。



 カラスはどうも苦手だ。目を合わせないように早く行こう。



 道に覆いかぶさっていた木の枝が切られている。なんか迫力あるなあ。



 また田んぼのわきの細い道を行く。





 お寺に出た。天台宗東光寺とある。



 裏手にはおびただしい数の仏塔があった。今のみみ爺の心にひっそりと入り込んでくるような寂しい場所だ。…もし、このまま自転車に乗ることができなくなったら…


 さらに道を進むとバスの休憩所のような場所に出たよ。



 川沿いの遊歩道を行く。のんびりとした風景の中を歩いていくのは気持ちがいいね。



 きれいなアジサイだなあ。涼しげな色だ。今日のひと歩きの締めくくりにいいものを見ることができたね。


コメント (5)
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