ここは高等学校の裏の道だ。左手の擁壁の上がグランドになっている。
降りそそぐ日差しを遮るものもない道だよ。
早くも梅雨が明けたという。気象庁の観測が始まって以来の早い梅雨明けだそうだ。
暑い。まだ午前8時前だが、腕時計についている気温計はすでに33度を表示している。歩き続けることができるだろうかね。炎天下で熱中症で倒れる年寄りが大勢いるというのに。
日陰に入るといくらか涼しいね。
車の轍がはっきりついている。この道は行けそうだね。県道を渡り少し行ったところで見つけた道だ。あぜ道にしては幅が広い。
ちゃんとした道に出たよ。右手の草むらの向こうには川が流れているようだ。
この橋を渡ろう。
橋を渡って進むと、道はどうやらトウモロコシ畑の中へ入って行くようだ。
前方に牛舎のような建物が見える。けれど牛の姿はなかった。
こんな日陰の道はいい。
池があったよ。河童でも出て来そうな雰囲気の池だ。
おや、こんなところにブルーベリーの摘み取り園があるんだ。
日差しは強い。夏だよ、やっぱり。道もすっかり乾燥している。
おっ、日陰だ。嬉しいね。
日陰にはヒラヒラ、ヒラヒラ飛ぶこんな生き物がいたよ。羽黒トンボというらしい。細い胴体が緑色に光っていて綺麗だよ。
今度はオスのキジだ。メスは草陰に隠れてしまった。
人里離れた寂しい場所に、よくこうした小さな鳥居を見かけることがある。ずっと不思議に思っていたけれど、調べてみたらゴミの不法投棄を防止するためらしい。なるほど、日本人の心理をうまく利用したものだったんだね。
桑納川の土手道だ。ここも日差しを避けるものが何もない。
この橋を対岸、善林寺のほうへ渡る。
ガマの穂だ。ガマの穂は蚊取り線香として利用ができるらしいね。摘み取って乾燥させ、これに火をつけて煙を出すと蚊が近寄らなくなるという。煙は嫌なにおいもないらしいよ。
さあ、この細い道を入って行こう。
上り坂だ。
勾配がかなりきつくなってカーブしているよ。崖の上の高台に出るのかな。
上り詰めると明るい畑地が広がっていたよ。
秀明大学学生寮の前の道を行く。草原の真ん中に墳墓のような小山がある。無論ただの小山だろうが。
あれは秀明八千代高校の建物だね。
道の角には庚申塔と青面金剛。
県道を渡り少し歩くと、また怪しげな道が現れた。
車の轍がしっかり残っているから行けるだろう。
轍はこの辺までで、このさきは乾いた落ち葉ばかりだよ。
先へ進む。どこまで続くんだろう。なんだか心細いね。
左手の崖下には民家が見える。
やっと暗い道は終わりだ。明るい光を目にするとホッとするよ。
ここからも細い道だが、舗装されている。上り坂だ。
坂を上りきると、すっかり土の乾いた畑地だ。左手のトウモロコシ畑のほうへ行くよ。
ニンジンを収穫している。今は何でも機械が使われているんだね。
乗馬クラブの前を行く。馬も足が熱いだろうなあ。
燕だ!燕を見ると、なぜか「雨」という言葉が浮かぶ。しかし雨は降りそうもない。燕も暑いだろうな。
夏の日にさらされた畑の土は乾燥しきっているよ。
道の曲がり角の大きな馬頭観音。後ろの方にもあるよ。
百合の花畑だ。生花店に出荷されるのかな。きれいだね。
百合の花畑を過ぎるとまた森の中だ。
暗い森を抜けると急勾配の下り坂だ。
桑納川の谷津道に出た。
馬も暑いだろうなあ。
田んぼのあぜ道にカモが並んでこちらを見ているよ。心配しなくても何もしないよ。
川沿いを行く。ものすごく暑い。
気温はこんなだよ。
木陰で一休みする。
この折りたたみ椅子は3年も前に買ったものだが、使ったのは今が初めてなんだ。なかなかいいよ。
木陰は、涼しい風が実に気持ちいい。もうしばらくここにいよう。
降りそそぐ日差しを遮るものもない道だよ。
早くも梅雨が明けたという。気象庁の観測が始まって以来の早い梅雨明けだそうだ。
暑い。まだ午前8時前だが、腕時計についている気温計はすでに33度を表示している。歩き続けることができるだろうかね。炎天下で熱中症で倒れる年寄りが大勢いるというのに。
日陰に入るといくらか涼しいね。
車の轍がはっきりついている。この道は行けそうだね。県道を渡り少し行ったところで見つけた道だ。あぜ道にしては幅が広い。
ちゃんとした道に出たよ。右手の草むらの向こうには川が流れているようだ。
この橋を渡ろう。
橋を渡って進むと、道はどうやらトウモロコシ畑の中へ入って行くようだ。
前方に牛舎のような建物が見える。けれど牛の姿はなかった。
こんな日陰の道はいい。
池があったよ。河童でも出て来そうな雰囲気の池だ。
おや、こんなところにブルーベリーの摘み取り園があるんだ。
日差しは強い。夏だよ、やっぱり。道もすっかり乾燥している。
おっ、日陰だ。嬉しいね。
日陰にはヒラヒラ、ヒラヒラ飛ぶこんな生き物がいたよ。羽黒トンボというらしい。細い胴体が緑色に光っていて綺麗だよ。
今度はオスのキジだ。メスは草陰に隠れてしまった。
人里離れた寂しい場所に、よくこうした小さな鳥居を見かけることがある。ずっと不思議に思っていたけれど、調べてみたらゴミの不法投棄を防止するためらしい。なるほど、日本人の心理をうまく利用したものだったんだね。
桑納川の土手道だ。ここも日差しを避けるものが何もない。
この橋を対岸、善林寺のほうへ渡る。
ガマの穂だ。ガマの穂は蚊取り線香として利用ができるらしいね。摘み取って乾燥させ、これに火をつけて煙を出すと蚊が近寄らなくなるという。煙は嫌なにおいもないらしいよ。
さあ、この細い道を入って行こう。
上り坂だ。
勾配がかなりきつくなってカーブしているよ。崖の上の高台に出るのかな。
上り詰めると明るい畑地が広がっていたよ。
秀明大学学生寮の前の道を行く。草原の真ん中に墳墓のような小山がある。無論ただの小山だろうが。
あれは秀明八千代高校の建物だね。
道の角には庚申塔と青面金剛。
県道を渡り少し歩くと、また怪しげな道が現れた。
車の轍がしっかり残っているから行けるだろう。
轍はこの辺までで、このさきは乾いた落ち葉ばかりだよ。
先へ進む。どこまで続くんだろう。なんだか心細いね。
左手の崖下には民家が見える。
やっと暗い道は終わりだ。明るい光を目にするとホッとするよ。
ここからも細い道だが、舗装されている。上り坂だ。
坂を上りきると、すっかり土の乾いた畑地だ。左手のトウモロコシ畑のほうへ行くよ。
ニンジンを収穫している。今は何でも機械が使われているんだね。
乗馬クラブの前を行く。馬も足が熱いだろうなあ。
燕だ!燕を見ると、なぜか「雨」という言葉が浮かぶ。しかし雨は降りそうもない。燕も暑いだろうな。
夏の日にさらされた畑の土は乾燥しきっているよ。
道の曲がり角の大きな馬頭観音。後ろの方にもあるよ。
百合の花畑だ。生花店に出荷されるのかな。きれいだね。
百合の花畑を過ぎるとまた森の中だ。
暗い森を抜けると急勾配の下り坂だ。
桑納川の谷津道に出た。
馬も暑いだろうなあ。
田んぼのあぜ道にカモが並んでこちらを見ているよ。心配しなくても何もしないよ。
川沿いを行く。ものすごく暑い。
気温はこんなだよ。
木陰で一休みする。
この折りたたみ椅子は3年も前に買ったものだが、使ったのは今が初めてなんだ。なかなかいいよ。
木陰は、涼しい風が実に気持ちいい。もうしばらくここにいよう。