ここは笛吹川のサイクリングロードだ。相棒は4月に太良峠を一緒に走ってくれたH君だ。
昨日の予報では、今日は一日いい天気だと言っていたが、空は一面雲に覆われている。そのうえ風が少し寒い。まあ、ペダルをこぎ出せばじき暖かくなるだろう。
今走って来た道の遠くに見えるのが笛吹橋だ。
桑戸橋へ向かう途中の草原にヤギがくつろいでいたよ。こんなのが心を癒される風景で、みみ爺は好きだ。
桑戸橋だ。横に歩行者、自転車用の橋がある。車を気にしなくてすむ。これは安全だね。
きれいな景色だけれど雲に覆われているのが残念だ。
桑戸橋を渡ってそのまま真っすぐに行くと重川に出る。土手の上の道を行く。ここもサイクリングにはちょうどいい道だね。
河川敷にはススキがいっぱいだ。ススキのある風景を目にすると、なぜか心が静かになるよ。
山梨南中学校かな。街にはないような広い校庭だね。
勝沼方面へ向かって、さらに土手の上の道を行く。
晴れていたらどんなに素晴らしい景色だろう。
鴨居寺橋の上からH君の後ろ、勝沼ぶどうの丘方面を望む。
ぶどうの丘の下にある小佐手水辺公園に寄ってみた。
小さな公園だ。まだ新しい公園のようだね。きれいに整備されているが誰もいない。トイレもきれいだった。
この公園はまだあまり認知されていないんだね。
ぶどうの丘までは距離は短いが、かなりきつい勾配の上りだよ。こんなにきつい上りだとは思わなかったので途中で一休み。
ぶどう畑と甲府盆地の町並みが広がっている。
上に着くまでに何台もの大型観光バスに追い抜かれて、ようやくぶどうの丘に着いたよ。
思った通り観光客がやたら多い。
東側の景色だ。中央より少し右にこのあと向かう勝沼ぶどう郷駅が見えるよ。
ぶどう畑は駅の向こうの山の斜面にも広がっている。
西側の景色はずっと遠くまで甲府盆地の町が見渡せる。晴れていたらどんなにいい景色だろう。曇り空が恨めしいね。
勝沼ぶどう郷駅へ向かった。
駅のそばに歴史のある歩行者トンネルがあった。
勝沼ぶどう郷駅だ。列車が到着した後なのか人影もなくひっそりとしている。
大日影トンネル遊歩道へは駅の近くから行けた。しかしえらく長い階段を上ることになった。もちろん自転車を担いでだ。
駅前の県道38号を少し先へ行き、共選所横の道を入って行けば自転車を担がずにすむと思うが、それなりに勾配はありそうだ。
大日影トンネル遊歩道の入り口に着いたよ。現在使われているJRのトンネルと並んでいる。
ちょうど普通電車がトンネルから出てきたところだ。
遊歩道のトンネルに入る前におにぎりでお腹を満たして、いざ出発。
長さ1400メートルあるトンネルをこれから自転車を押して歩いていくんだよ。
はるか先の出口の光が小さく見える。
トンネルに入ると等間隔で待避所があり、それぞれの壁にトンネルの歴史などを記した写真入りのパネルが掛けてあった。
トンネル内は思っていたより暗くはなかった。等間隔にしっかり明かりがついていて、足元が不安ということはなかったよ。
今は使われていないレールがすっかり錆びているね。
トンネル内の湧水対策のための水路が線路の真ん中を通っている。
もうすぐ出口だ。
トンネルを出たところにある鉄橋の下に見えるのは、トンネル内のパネルに説明のあった深沢河川隧道だ。入り口のレンガ造りに歴史と味わいがある。
先に見えるのがワインカーヴの入り口だ。古いトンネルを利用したワインの貯蔵施設だ。
今歩いてきた遊歩道のトンネルの出口だよ。
遊歩道を出て久々に自転車にまたがった。やっぱりサドルの座り心地はいいね。
県道217号を下り、甲州街道へ出て西へ少し走ると右手に大きなお寺があった。
真言宗のお寺、国宝の大善寺だ。秘仏として安置されている薬師如来像の手にぶどうが載っていることから別名ブドウ寺ともいうそうだ。
立派な山門だね。
山門の左右の金剛力士像は迫力がある。
山門をくぐると150段ほどの石段がある。本堂の薬師堂はその上だ。
楽屋堂というらしい。大祭典の日や縁日にはここで音楽を奏でるそうだよ。昔、天皇も参拝に見えられ、笙や笛などの演奏で歓迎するために使われていた場所だそうだ。
檜皮葺の立派な屋根の本堂だ。さすが国宝だね。風格がある。ここにぶどうを手にした薬師如来像が安置されているという。見てみたいが、5年に一度の御開帳の日にしかお目にかかれないそうだよ。
鐘楼の大きな釣り鐘も立派だ。
青空が少しのぞいて、いい景色が見えるよ。
ここは祝橋だ。
当の橋の上からは残念ながらその橋の姿は見ることができないが、勝沼町のシンボルとも言われている。 国の有形文化財で、県内に3つしか存在しないコンクリートのアーチ橋だ。その中で2番目に古く、規模は最大だそうだよ。東京のお茶の水にある聖橋によく似ているそうだ。隣の新祝橋からなら全体が見られたのだろうが。
橋の下を覗くと胃のあたりがゾワゾワするほどの高さだ。
雲間から日が差してくると山々の美しさが一段と際立ってくるね。
山梨はどこを見ても山々が美しい。360°ぐるりと山に囲まれている。ほんとうに素晴らしい土地だ。
こんな建物が目に付いたので門をくぐってみた。宮光園というんだね。
日本で初めてのワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」を立ち上げた宮崎光太郎という人の自宅で、現在は一般に公開されており、2階は展示室になっている。勝沼ワイン産業の歴史などを知ることができる。
日川に架かるあの橋は歩行者用の橋だ。
車の走る大きな橋はいくらでもあるが、こんな橋もある。何となく渡ってみたくなる人道橋だ。
重川左岸の土手の上を行く。
大野桑戸橋の上から見る夕暮れの笛吹川だ。
風の寒い1日だった。けれど楽しい一日だった。
日々農作業で忙しいH君、今日はみみ爺のお付き合いありがとう。
昨日の予報では、今日は一日いい天気だと言っていたが、空は一面雲に覆われている。そのうえ風が少し寒い。まあ、ペダルをこぎ出せばじき暖かくなるだろう。
今走って来た道の遠くに見えるのが笛吹橋だ。
桑戸橋へ向かう途中の草原にヤギがくつろいでいたよ。こんなのが心を癒される風景で、みみ爺は好きだ。
桑戸橋だ。横に歩行者、自転車用の橋がある。車を気にしなくてすむ。これは安全だね。
きれいな景色だけれど雲に覆われているのが残念だ。
桑戸橋を渡ってそのまま真っすぐに行くと重川に出る。土手の上の道を行く。ここもサイクリングにはちょうどいい道だね。
河川敷にはススキがいっぱいだ。ススキのある風景を目にすると、なぜか心が静かになるよ。
山梨南中学校かな。街にはないような広い校庭だね。
勝沼方面へ向かって、さらに土手の上の道を行く。
晴れていたらどんなに素晴らしい景色だろう。
鴨居寺橋の上からH君の後ろ、勝沼ぶどうの丘方面を望む。
ぶどうの丘の下にある小佐手水辺公園に寄ってみた。
小さな公園だ。まだ新しい公園のようだね。きれいに整備されているが誰もいない。トイレもきれいだった。
この公園はまだあまり認知されていないんだね。
ぶどうの丘までは距離は短いが、かなりきつい勾配の上りだよ。こんなにきつい上りだとは思わなかったので途中で一休み。
ぶどう畑と甲府盆地の町並みが広がっている。
上に着くまでに何台もの大型観光バスに追い抜かれて、ようやくぶどうの丘に着いたよ。
思った通り観光客がやたら多い。
東側の景色だ。中央より少し右にこのあと向かう勝沼ぶどう郷駅が見えるよ。
ぶどう畑は駅の向こうの山の斜面にも広がっている。
西側の景色はずっと遠くまで甲府盆地の町が見渡せる。晴れていたらどんなにいい景色だろう。曇り空が恨めしいね。
勝沼ぶどう郷駅へ向かった。
駅のそばに歴史のある歩行者トンネルがあった。
勝沼ぶどう郷駅だ。列車が到着した後なのか人影もなくひっそりとしている。
大日影トンネル遊歩道へは駅の近くから行けた。しかしえらく長い階段を上ることになった。もちろん自転車を担いでだ。
駅前の県道38号を少し先へ行き、共選所横の道を入って行けば自転車を担がずにすむと思うが、それなりに勾配はありそうだ。
大日影トンネル遊歩道の入り口に着いたよ。現在使われているJRのトンネルと並んでいる。
ちょうど普通電車がトンネルから出てきたところだ。
遊歩道のトンネルに入る前におにぎりでお腹を満たして、いざ出発。
長さ1400メートルあるトンネルをこれから自転車を押して歩いていくんだよ。
はるか先の出口の光が小さく見える。
トンネルに入ると等間隔で待避所があり、それぞれの壁にトンネルの歴史などを記した写真入りのパネルが掛けてあった。
トンネル内は思っていたより暗くはなかった。等間隔にしっかり明かりがついていて、足元が不安ということはなかったよ。
今は使われていないレールがすっかり錆びているね。
トンネル内の湧水対策のための水路が線路の真ん中を通っている。
もうすぐ出口だ。
トンネルを出たところにある鉄橋の下に見えるのは、トンネル内のパネルに説明のあった深沢河川隧道だ。入り口のレンガ造りに歴史と味わいがある。
先に見えるのがワインカーヴの入り口だ。古いトンネルを利用したワインの貯蔵施設だ。
今歩いてきた遊歩道のトンネルの出口だよ。
遊歩道を出て久々に自転車にまたがった。やっぱりサドルの座り心地はいいね。
県道217号を下り、甲州街道へ出て西へ少し走ると右手に大きなお寺があった。
真言宗のお寺、国宝の大善寺だ。秘仏として安置されている薬師如来像の手にぶどうが載っていることから別名ブドウ寺ともいうそうだ。
立派な山門だね。
山門の左右の金剛力士像は迫力がある。
山門をくぐると150段ほどの石段がある。本堂の薬師堂はその上だ。
楽屋堂というらしい。大祭典の日や縁日にはここで音楽を奏でるそうだよ。昔、天皇も参拝に見えられ、笙や笛などの演奏で歓迎するために使われていた場所だそうだ。
檜皮葺の立派な屋根の本堂だ。さすが国宝だね。風格がある。ここにぶどうを手にした薬師如来像が安置されているという。見てみたいが、5年に一度の御開帳の日にしかお目にかかれないそうだよ。
鐘楼の大きな釣り鐘も立派だ。
青空が少しのぞいて、いい景色が見えるよ。
ここは祝橋だ。
当の橋の上からは残念ながらその橋の姿は見ることができないが、勝沼町のシンボルとも言われている。 国の有形文化財で、県内に3つしか存在しないコンクリートのアーチ橋だ。その中で2番目に古く、規模は最大だそうだよ。東京のお茶の水にある聖橋によく似ているそうだ。隣の新祝橋からなら全体が見られたのだろうが。
橋の下を覗くと胃のあたりがゾワゾワするほどの高さだ。
雲間から日が差してくると山々の美しさが一段と際立ってくるね。
山梨はどこを見ても山々が美しい。360°ぐるりと山に囲まれている。ほんとうに素晴らしい土地だ。
こんな建物が目に付いたので門をくぐってみた。宮光園というんだね。
日本で初めてのワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」を立ち上げた宮崎光太郎という人の自宅で、現在は一般に公開されており、2階は展示室になっている。勝沼ワイン産業の歴史などを知ることができる。
日川に架かるあの橋は歩行者用の橋だ。
車の走る大きな橋はいくらでもあるが、こんな橋もある。何となく渡ってみたくなる人道橋だ。
重川左岸の土手の上を行く。
大野桑戸橋の上から見る夕暮れの笛吹川だ。
風の寒い1日だった。けれど楽しい一日だった。
日々農作業で忙しいH君、今日はみみ爺のお付き合いありがとう。
今まで1.5キロ近いトンネルの中を歩いたことがありませんでしたのでちょっと新鮮な体験でした。そしてトンネルの後に国宝の大善寺を訪ねることができたのもよかったです。実はそのお寺が国宝だったことは知らなかったので得した気分でした。ちょっと寒い風の中のサイクリングでしたが楽しかったです。
遅れましたがコメントありがとうございました。