昔ナポレオンが元気良かったころ。
フランス軍は破竹の勢いでオランダを蹂躙し、ロシアへと迫っていました。
ある晩、ナポレオンは近衛師団とともに、オランダの田舎町に野営しました。
さすがにナポレオンを野宿させるわけにもいかず、側近が探し回った末に大きなチーズ倉を見つけました。
その晩、夜中にうなされたナポレオンは大声で寝言を言いました。
「おお、ジョセフィーヌ!もう勘弁してくれ!」
レーニンはロシアという荒地に木を植えた。
スターリンはすくすく育つ木を薪にし過ぎた。
フルシチョフは森の手入れをしようとして熊に食われた。
ブレジネフはみずぼらしい森を立ち入り禁止にした。
ゴルバチョフは森に手を入れようと開放した。
エリツィンは森の木を切り売りするだけだった。
プーチンは秘密の森からやって来て、森に注射している。
ギネス認定、苦難の道
世界最長、世界最大、世界最高齢…。ギネス世界記録に認定された偉業がずらっと紹介された本「ギネス世界記録2016」が先月、世界同時発売された。日本の記録のページには「同じ司会者によるテレビトーク番組最長放送」として認定された「新婚さんいらっしゃい!」や、「同じ司会者によるテレビトーク番組最多放送」に認定された「徹子の部屋」などが紹介されている。ところで、ギネス認定といえば、一般的には割と簡単にできるという印象だが、その条件は極めて厳密で、手続も煩雑。芸能界の認定記録の中には、一度断念したケースもある。そんな申請者に苦労話を聞いてみた。(安田奈緒美)
文枝さんも再チャレンジ組だった
今年7月、落語家の桂文枝さんが司会を務め、放送開始から45年目を迎えた朝日放送の視聴者参加型トーク番組「新婚さんいらっしゃい!」がギネス世界記録に認定された。
公式認定員を迎え、認定証を手渡された文枝さんは「あっという間の45年でした。この番組に出合えて大変うれしい」と喜びを語った。
実は、同番組がギネス世界記録に挑戦するのはこれが初めてではない。過去にも申請を行ったことがあった。10年ほど前、記録申請するためには英文資料も読み込む必要があるため英語のスタッフも揃えて挑んだが、かなわなかったという。
そんな事情もあったので文枝さんの喜びもひとしお。「(認定までの10年間は)長かったです。それまでに番組が終わるか、または自分が倒れてしもうてはなんにもならんから、なんとか元気にやりたいなということと、番組が続いてほしいな、という思いがありました」と振り返った。
認定式には過去、申請したが当時は認定されなかった時代の番組関係者も駆けつけ、文枝さんの功績を称えた。
「世界最高齢バンド」 どうやって公演実施を証明するのか?
関西を拠点に活動するジャズバンドで、同じく7月に世界最高齢バンドとしてギネス世界記録に認定された「ゴールデン・シニア・トリオ」も、条件の厳しさと煩雑な手続きに悩まされた。
メンバーは、ビブラフォンの鍋島直昶(なおてる)さん、ピアノの大塚善章(ぜんしょう)さん、ベースの宮本直介さんの3人。いずれも関西ジャズ界を牽引してきた凄腕たちで平均年齢は83歳(記録達成当時)だ。申請したのは、3人から公演の司会を頼まれることも多いフリーアナウンサーの薗田涼子さんで、「年齢を重ねてもプロとして第一線で活躍し続ける3人の姿を世界中に知ってほしいと思った」という。
薗田さんによると、ギネス世界記録のホームページを通じて申請したのは平成25年11月。3カ月後の26年2月に受け付けられ、「世界最高齢バンド」としての記録挑戦のガイドラインが送られてきた。そして8月に必要書類を提出したのだが、10月に「書類に不備不足がある」と通達が…。
「ガイドラインには英文が多く、過去5年間に20カ所で45分以上の公演を行っている証明を送らなければいけない、という項目をあったのを見落としていたんです」
そこから薗田さんたちは公演記録を集め始める。公演チラシや契約書などがその証拠になるというが、年間何百と公演を抱えるプロのジャズ奏者たちが、すべての公演のチラシを保管する習慣はない。さらに、契約書を取り交わす公演もそう多くはなく、証明書類を集めることが難しかったという。
認定員派遣に100万円 払っても認定の確約なし
さらに薗田さんたちは、ホームページ上で申請する方法だと、やりとりの進行が遅く、認定されるまでに時間がかかりすぎると判断。今では「いつまで元気で現役でいられるか、わからないしね」と笑いながら振り返ることができるが、当時は「とにかく3人が元気なうちに、なるべく早くに認定してもらいたい」と切羽詰まっていたという。そこで、やりとりがスムーズになるよう、公式認定員を派遣してもらう方法を選択。派遣料は100万円(交通費は別途)だった。
ただし、当然のことながら、100万円を払えば認定が確約されるわけではない。証拠書類を提出すると、今度は「この出演者数の中で、トリオが45分以上演奏したとは考えられない。当日の進行台本を提出するように」と差し戻されるなど、計5件の証拠が不十分と判断され、認定員派遣の有無に関わらず厳しく審査されていることを実感したという。
その後も、公演記録を探して各ホールに問い合わせるなど、書類整備に追われた薗田さんたちスタッフ。ようやく書類がそろったのは認定員が大阪にやってくる約1カ月前だったという。
そして7月のトリオのライブ当日。中国・上海のジャズバンドによる平均76歳(2007年)という記録を更新し、見事、世界最高齢バンドとしてギネス世界記録に認定されたのだった。
「やっぱり世界一というのはすごい記録です。そのためには、厳密な審査があるのがわかりました。1回の申請でうまくいかなかったけれど、その分、トリオの3人も記録認定の重みをずっしりと感じています。とにかく、3人の功績を世界に発信できてよかった」と薗田さん。
トリオの3人も「長生きしていてよかった」と喜んだ。
「いいとも!」「徹子の部屋」「ウルトラマン」も
日本の芸能界ではこのほか、世界一の称号を得た記録が多数ある。
黒柳徹子さんが司会を務める人気トーク番組の「徹子の部屋」は今年5月27日、放送1万回を越え「同じ司会者によるテレビトーク番組最多放送」として認定された。また、タモリさんが昨年3月まで司会を続けた「笑っていいとも!」は「同じ司会者による最も放送回数の多い生放送バラエティー番組」として認定され、さらに「最も派生シリーズがつくられたテレビ番組」として「ウルトラマン」が今年、ギネス世界記録を更新している。
運悪くロシア騎兵が近くに宿営した農家
騎兵「包丁を貸してくださいませんか?」
農夫「どうなさるのです?」
騎兵「私の乗ってきた馬を料理して食べようと思いまして」
農夫「それで、帰りはどうなさいますので?」
騎兵「お宅にたくさんいる豚や牛を全部お借りして、
それに乗って帰ることにします」
災害が発生し、救助を妨げるヘリの音がネットで問題になった。
怒りに燃えた普通の日本人達が現地からの中継を眺めると、
「威風堂々」を流しながら、自衛隊のヘリが飛んで来た。
「皆様、安倍晋三が参りました!新潟県中越沖地震に続き、災害直後の現場に駆け付ける首相は世界の安倍晋三だけです!」
「冗談や」通用せず、北新地ホステス勝訴
「俺、バツイチやねん」。夜ごとバーやクラブに繰り出し、美女の気を引こうとこんな嘘をついてしまう既婚男性は、気をつけたほうがいい。大阪キタの繁華街・北新地でホステスだった女性が、知らずに不倫を強いられたとして、交際していた男性に慰謝料300万円の支払いを求めた訴訟の判決が9月、大阪地裁であった。判決は「バツイチ発言は冗談」とする男性側の主張を一蹴。「女性の精神的苦痛は明らか」として、20万円の支払いを命じた。訴訟を通じて別の女性との〝二股不倫〟が明るみに出るなど、一連のトラブルで男性が支払った代償は高い。大人の男女関係の機微を知るホステスもだまされた嘘。あなたはついていませんか。
妻を「元嫁」呼ばわり
判決によると、男性(40)は平成15(2003)年に結婚。19年以降に3人の子供が誕生し、同じころに大阪府内のタクシー会社の社長に就いた。仕事も家庭も順風満帆という男性が運命の出会いを果たしたのは、24年のクリスマスの直前だった。
男性は深夜、ネオン輝く北新地のクラブに友人と繰り出し、席についたホステスの女性(38)と初めて対面した。女性を気に入った男性は「俺バツイチだから」と嘘をつき、無料通信アプリ「LINE(ライン)」でメッセージを送り合う関係になった。
それから半年後の25年7月、男性は再び店を訪問。懲りずに「バツイチ」をアピールし、女性を口説いた。退店後も「会いたい」とメッセージを送るなど、マメに連絡を取り続けた。
その甲斐あってか、2人は翌月になって急接近。一緒に食事やドライブに出かけ、キスを重ねる関係に発展した。
「一緒に住みませんか。再婚したいくらい好きです」
月末には男性がそう告白。自分の会社の事務所に案内し、そこで初めて肉体関係を持つに至った。
ところが、男性が女性をデートに誘うのは決まって平日だった。不審に思った女性はことあるごとに「本当にバツイチなの?」と尋ねたが、男性は疑惑を全否定。
「元嫁は岐阜にいる」
「離婚の原因は元嫁の家庭内暴力」
「元嫁から養育費というカツアゲにあっている」
そんな作り話を女性にして「戸籍謄本を見せてもいい」とまで言い切った。さらに、男性の友人も「彼はバツイチですよ。夫婦って離婚したら他人ですね」と女性に証言し、男性の不倫を〝援護射撃〟していた。
男性が独り身で、再婚を望んでくれていると信じた女性は同年11月、親類に恋人として男性を紹介。友人との韓国旅行にも男性を伴ったという。
二股発覚で修羅場に
しかし12月、女性のフェイスブックに届いた1通のメッセージをきっかけに、2人の関係は破綻(はたん)する。
メッセージの送り主は男性の交際相手を名乗るAさん。ホステスの女性と男性が付き合っているかどうかを確認する内容だった。
疑心暗鬼になった女性はすぐさまAさんに連絡。情報交換したところ、男性が“二股”をかけていることが発覚した。さらにAさんが弁護士に依頼した調査で男性が既婚者であることも判明。「バツイチ」と言い張った男性の嘘は、不倫関係の女性2人がタッグを組んだことで露見したのだった。
男性は2人に既婚の事実を認めて謝罪。しかし、ホステスの女性に対しては、「君とは別れたくないから妻と話をする」と交際継続をちらつかせた。「離婚が確定したら償う」とも釈明したというが、結局、26年1月を最後に音信が途絶えたという。
結局、妻にも不倫がバレた男性は三くだり半を突きつけられ、離婚協議を経た同年7月、正式に「バツイチ」の身となった。
一方、ホステスの女性は同じころ、男性側の代理人弁護士から、男女関係の機微に精通したホステスであることなどを理由に慰謝料の支払いを拒否され、男性に300万円の支払いを求めて大阪地裁に提訴。不倫関係のもつれは法廷闘争に発展した。
「冗談・営業トーク」を主張
メールをはじめとする数々の証拠物を提出され、窮地に追い込まれたかにみえた男性だが、法廷でも強気の姿勢は崩さなかった。
男性側は、バツイチ発言は「単なる冗談で、ホステスと客との間の営業トークにすぎない」と反論。24歳ごろから10年以上ホステスをしていた女性には、「男女関係における思慮分別」があり、平日しかデートをしない間柄であることなどから、男性がバツイチでないことを容易に認識していたはずだと訴えた。
さらに、女性はホステスとしての収入目的で男性と付き合っていたにすぎず、2人の間に恋愛感情はなかったとも主張。「思慮分別を備えていた」ことを理由に不倫当時27歳だった女性の慰謝料請求を棄却した昭和58年の東京地裁判決を引き合いに、女性の社会経験や年齢を考えれば慰謝料請求を認める必要はないと強調した。
「冗談」では済まなかった
しかし、今年9月の判決は、こうした男性側の主張をことごとく退けた。
判決は、男性が幾度となく「妻とは離婚した」と告げ、戸籍謄本を見せる素振りを見せていたことから、男性のバツイチ発言を女性が信じ込んでも不自然ではないと指摘。女性が「久しぶりに会いたいです」「同伴してください」とホステスとしての営業勧誘メールを送っていた時期は、不倫関係になる前であり、女性は収入を増やす目的ではなく、恋人として男性と真剣に交際したいと考えていたと認定した。
その上で、バツイチ発言を繰り返した男性の言動は「女性の貞操権を侵害し違法」と判断。交際期間が短かったことなどから、慰謝料額は20万円が相当と結論づけた。
ただ判決は、女性には不倫関係を含む男女の恋愛に十分な知識と経験があったとも指摘。男性に離婚歴があるかどうかを具体的に確認・調査せず、肉体関係を継続した女性にも「軽率なところがあった」とクギを刺すことも忘れなかった。
女性を口説く際、ついつい自身を「独身」や「バツイチ」と偽ってしまう既婚男性は少なくないだろう。しかし今回のようなトラブルに発展すれば、決して「冗談」では済まされない。
男性諸氏、下手なバツイチ気取りは、やめたほうがいい。
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新潟東署は30日、逮捕監禁と暴行の疑いで、新潟市中央区鳥屋野、とび職、吉沢威(26)と、同市東区秋葉通、作業員、結城丈(22)の両容疑者=傷害と強要の罪で起訴=を再逮捕した。
逮捕容疑は6月16日午後10時半ごろ、新潟市中央区の公園で、知人の少年(17)を上着1枚だけの状態にして街頭の支柱に縛り付け、「デスソース」と呼ばれる唐辛子入りの香辛料を胸や下半身に塗ったとしている。
署によると、2人は3月に同じ建設現場で働いていた少年と知り合い、いじめを繰り返すようになった。この少年をレンチで殴りけがをさせたとして8月、傷害容疑で2人を逮捕。9月には、少年に金魚2匹を無理やり飲ませたとして強要容疑で再逮捕していた。
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村田製作所は30日、眼鏡の生産で有名な福井県鯖江市と共同で装着型端末「スマート眼鏡」を試作したと発表した。周辺環境に関連した情報をレンズに映す拡張現実(AR)機能を備え、眼鏡からテレビや照明を操作できる。
例えば、眼鏡をかけてテレビを見ると、電源やボリュームを操作できるメニューが現れ、眼鏡のフレームに埋め込んだ超小型スイッチを触って決定する仕組みだ。
村田がスイッチを開発し、レンズ部分にはソニー製のARディスプレーを内蔵した。フレームのデザインや生産を鯖江市の企業が手掛けたことで、ファッション性を高め、かけやすくした。
村田製作所は10月7日から10日まで千葉市で開催される「CEATEC(シーテック)ジャパン2015」で試作品を展示する。