無罪
昔のお話でございまして、お城のお姫様が、お駕籠で城下をお通りになりました折、道端で、土下座をしておりました若い町人。
男一「へぇ、やっぱりお城のお姫様ってのは、いい女じゃねぇか、俺ぁ一度でいいから、あんな女と寝てみてぇもんだ。」
男二「そうかい、でも、ああいう女ってのは、あそこが臭いって事を聞いたぜ。」
なんて喋っているのを、お付きの共侍に聞かれてしまいまして。
侍「これ、姫様のあそこが臭いとは何事だ、無礼者、お城へ来い。」
なんてんで、引っ立てられてしまいまして、お城の中庭へ。
姫様「これ、どうしたのじゃ。」
侍「はは、恐れながら、この者どもは、姫様のあそこが臭い、などと不埒な事を申しまして。」
姫様「何、わらわのあそこが臭いとな、ええい、無礼なやつらじゃ、その者どもは、市中引き回しの上、打ち首に致せ。」
なんてんで、二人は引き立てられてまいります、と、何を思いましたかお姫様、引き立てられる二人の背中を見ながら、自分のまたぐらへ手を入れますと、その臭いを嗅ぎまして。
姫様「ああ、待て待て、その者どもは、無罪にしてつかわせ。」
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