風そよぐとき秋草となりにけり・・・・西村数
春の七草は、そらで言えるのに、秋の七草となると、ちょい戸惑います。
もう一度、
≪秋の七草≫ 並べてみますね。
尾花 (オバナ)
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・・・すすきのこと。中秋の名月には収穫物と一緒に供えられるが収穫物を悪霊から守り、 翌年の豊作を祈願する意味がある。
藤襟 (フジバカマ)
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・・・花の色が藤色で、花弁の形が袴のようであることからこの名前がついたとされる。
桔梗 (キキョウ)
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・・・昔から武士に好まれたようで、家紋に取り入れられたり江戸城には「ききょうの間」や 「桔梗門」の名前がある。
撫子 (ナデシコ)
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・・・中国から平安時代に渡来した唐撫子に対して在来種を大和撫と呼ぶ。日本女性の美称によく使われる 。
「撫で撫でして、いつくしみ、かわいがる子」が語源で、英名pinkの撫子のこと、
調べていてます。ぜひご覧くださいまし。
女郎花 (オミナエシ)
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・・・黄色い清楚な花。山野に生える。「男郎花(おとこえし)」という花もあり、 こちらは白い花が咲く。
葛 (クズ)
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・・・大和の国(奈良県)の国栖(くず)という ところが葛粉の産地であったことから名前がついた。根は「葛根湯、解熱の漢方薬)」である。
萩 (ハギ)
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・・・秋の十五夜に、薄(すすき)やダンゴと一緒に縁側などに置いて供える習慣がある。なお、
「萩」という字は日本で生まれた国字です。他には、どんな
国字が、あるのかな。調べています。
(秋の七草はすべてネット画像です。)
金曜恒例 自作の陶芸作品紹介は【撫子の陶板】です。
秋の七草、撫子びいき(笑)なり。
撫子の陶板の画像は、クリックすると大きく見れます。
撫子や堤ともなく草の原・・・・高浜虚子
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