映画『借りぐらしのアリエッティ 』ノーカット版 予告編
・・・メアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を基に、古い家の台所の下に暮らす小人一家の物語が展開するジブリ・アニメ。企画は『崖の上のポニョ』の宮崎駿が担当し、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』といったジブリ作品にかかわってきた米林宏昌が監督を務める。舞台を1950年代のイギリスから現代の日本に移した設定と、人間の少年との出会いによって翻弄(ほんろう)される小人の少女アリエッティの運命の行方に注目だ。
アリエッティはとある郊外の古い屋敷に住んでる小人の女の子。
ネタばれは、しませんよ。ご安心を~
アリエッティ目線で見ると~
人間の世界は、ガリバーの世界をみている感じですよ。
「借りぐらし~」と言えば~聞こえはいいですが、
要するに、自分たちの暮らしに必要なモノを必要なだけ人間の世界から借りて生活している。ということ。
家の中がおもしろい。
爪切りが立てかけてあったり、切手が絵画のよう壁に飾ってあったり、
みかんの皮のランプシェードがオレンジの皮だったり、腕時計が掛け時計になっていたり、真鍮の漏斗を使った暖炉があったり・・・。
巨人の国(←人間界)から、人間に見つからないよう~ものを借り(彼らは、“狩り”とよんでいます。)に行く?のは至難の業です。
怪物のように、大きなごきぶりやねずみやからすたちと~闘いながら。
けど、何故~人に見つかるといけなんだろ。
共存すれば、こそこそ、人間のものをくすねずに~
自分たちで生産して、生きていけるのに・・・。
結局、この家に病気療養のため住み始めた翔君に見つかってしまい
(いえ、翔君は~アリエッティ一家を守ってくれるのですが、)
引っ越しを余儀なくされます。
この翔君の言葉~
「君たちの仲間の人数は少ない。君たちはいずれ絶滅する運命なんだ。」
果たして~このセリフ~必要だったのでしょうか。
それぞれの、声優さんが、ぴったし!でしたよ。
[アリエッティ]
声:志田未来
本作の主人公。貞子達が暮らす屋敷の床下で様々な生活品を借りながら、両親と密かに暮らす14歳の小人の少女。明るく元気で向こう見ずな性格。
[翔]
声:神木隆之介
自身の病気療養の為、屋敷に引越してきた人間の少年。12歳。アリエッティを偶然見つける。家族との交流が薄い。
[ホミリー]
声:大竹しのぶ
アリエッティの母親。借り物を工夫して、家庭を切り盛りしている。少し心配性で、娘の事を気にかけている。
[牧貞子]
声:竹下景子
アリエッティの家族が暮らす屋敷の主人。68歳。翔の祖母の妹で、いわゆる大叔母にあたる。穏やかな性格だが、翔の母親に一家言ある。
[スピラー]
声:藤原竜也
小人の少年。12歳。常に弓を持ち歩き、1人で野性的な生活を送る。
[ポッド]
声:三浦友和
アリエッティの父親。毎日、危険な狩りに出かけている。
[ハル]
声:樹木希林
貞子の家政婦。長年住み込みで働いている。65歳。好奇心旺盛な性格。
やかんの舟に乗って、引っ越してしまったアリエッティ一家。
もし、
家の中から
なにかが少しずつ、なくったりしたら~
もしかしたら、床下に、一家が~住みついているのかもしれません。