ずっと前に上巻を読んだと、ちょろっと書いたけど、下巻もかなり前に読み終わってました。
2月にこの小説を原作にした、デビッド・フィンチャー監督のハリウッド版映画が公開するので(スウェーデン版映画は公開済み)、ちょと感想を書いてみます。
月刊誌「ミレニアム」の編集長ミカエルは、ひょんな事から大財閥の身内で起こった、40年前の少女の失踪事件を調べる事になる。
そして、助手として雇ったリスベットは、見た目はパンク・ファッションに身を包み、背中にドラゴンの刺青がある、10代にしか見えない女だった。
上巻はほとんど状況説明で、これから面白くなりそうな所で終わったが、下巻は怒涛の展開で作品の印象をガラリと変えて行きます。
特に下巻になってやっと活躍する、無口な天才ハッカー、リスベット・サランデルの魅力が、この小説の売りの一つだろう。
物語のストーリーは、大財閥の屋敷がある孤島で起きた、ある意味密室ミステリーで、財閥の長い歴史や親族経営による複雑な人間関係など、上巻で詳しく説明され、下巻になって一気に謎が解けて行くカタルシスがあります(なので上巻はずっと謎が謎のままなので、ちょっと長く感じる)。
読む人がいるかもしれないので、あんまり詳しいストーリーは書きませんが、デビッド・フィンチャー(セブン、ファイト・クラブ、ゾディアックの監督)が映画化しそうな物語展開です。
物語は一応の解決は見せるのだが、雑誌「ミレニアム」の行方や、リスベットの生い立ちなど、謎を残したまま終わる。
その行方は、更にアクション・サスペンス度が高くなる続編の「ミレニアム2・火と戯れる女」に続くのでした。
2月にこの小説を原作にした、デビッド・フィンチャー監督のハリウッド版映画が公開するので(スウェーデン版映画は公開済み)、ちょと感想を書いてみます。
月刊誌「ミレニアム」の編集長ミカエルは、ひょんな事から大財閥の身内で起こった、40年前の少女の失踪事件を調べる事になる。
そして、助手として雇ったリスベットは、見た目はパンク・ファッションに身を包み、背中にドラゴンの刺青がある、10代にしか見えない女だった。
上巻はほとんど状況説明で、これから面白くなりそうな所で終わったが、下巻は怒涛の展開で作品の印象をガラリと変えて行きます。
特に下巻になってやっと活躍する、無口な天才ハッカー、リスベット・サランデルの魅力が、この小説の売りの一つだろう。
物語のストーリーは、大財閥の屋敷がある孤島で起きた、ある意味密室ミステリーで、財閥の長い歴史や親族経営による複雑な人間関係など、上巻で詳しく説明され、下巻になって一気に謎が解けて行くカタルシスがあります(なので上巻はずっと謎が謎のままなので、ちょっと長く感じる)。
読む人がいるかもしれないので、あんまり詳しいストーリーは書きませんが、デビッド・フィンチャー(セブン、ファイト・クラブ、ゾディアックの監督)が映画化しそうな物語展開です。
物語は一応の解決は見せるのだが、雑誌「ミレニアム」の行方や、リスベットの生い立ちなど、謎を残したまま終わる。
その行方は、更にアクション・サスペンス度が高くなる続編の「ミレニアム2・火と戯れる女」に続くのでした。