その2からのつづき。
ほぼ1話まるまる、演出家に直されながら劇は進むのだが、途中から演出助手の大橋一輝の夢の話なのか、実際の話なのか分からなくなり、混沌としたまま、演出助手の悲鳴で劇は唐突に終わる。
役者が本人役を演じ、リアルなエピソードを積み重ねる為、現実とフィクションが曖昧な感じになり、後半(かなり現実とリンクした)夢のシーンが繰り返される所がなんとも気持ち悪い。
前半の演出のシーンがかなり面白く出来てる為、後半失速する感じを受ける人もいるかもしれないが、後半の気持ち悪さも、俺は嫌いではない。
全体としては、新しさは感じなかったけど、かなり面白くて、見に行って良かった。
そもそも範宙遊泳を見に行こうと思ったきっかけは、昨年見たキャラメルボックスと柿喰う客の「ナツヤスミ語辞典」で、範宙遊泳の熊川ふみさんが魅力的にカブト役を演じていたから。
そういう意味では、今回熊川さんの出番が少なかったのは、ちょっと残念だった。
その代わり、ヨーロッパ企画の山脇唯さんが良かったのは嬉しい収穫でした。
DVDで見たヨーロッパ企画の舞台では、それほど印象に残ってなかったのだけど、やはり映像で見るのと、生の舞台を見るのは違うという事なのかな。
ほぼ1話まるまる、演出家に直されながら劇は進むのだが、途中から演出助手の大橋一輝の夢の話なのか、実際の話なのか分からなくなり、混沌としたまま、演出助手の悲鳴で劇は唐突に終わる。
役者が本人役を演じ、リアルなエピソードを積み重ねる為、現実とフィクションが曖昧な感じになり、後半(かなり現実とリンクした)夢のシーンが繰り返される所がなんとも気持ち悪い。
前半の演出のシーンがかなり面白く出来てる為、後半失速する感じを受ける人もいるかもしれないが、後半の気持ち悪さも、俺は嫌いではない。
全体としては、新しさは感じなかったけど、かなり面白くて、見に行って良かった。
そもそも範宙遊泳を見に行こうと思ったきっかけは、昨年見たキャラメルボックスと柿喰う客の「ナツヤスミ語辞典」で、範宙遊泳の熊川ふみさんが魅力的にカブト役を演じていたから。
そういう意味では、今回熊川さんの出番が少なかったのは、ちょっと残念だった。
その代わり、ヨーロッパ企画の山脇唯さんが良かったのは嬉しい収穫でした。
DVDで見たヨーロッパ企画の舞台では、それほど印象に残ってなかったのだけど、やはり映像で見るのと、生の舞台を見るのは違うという事なのかな。