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不動産鑑定士運営の相談センターのブログ。佐賀での身の回りの出来事、発見、珍事など備忘録を兼ねて、遊び心でつづっていきます

子どもなりに社会への第一歩

2011年04月09日 | 日記
市内の幼稚園で入園式がありました。


幼稚園に通うってことは理解してると思うのですが

入園式そのものについてどう理解してるのかは?です。

親として期待することはいまのところ特にないけど、

盛大遊んで体力つけてきなはれや、ってことくらいは思います。

何事にもまずカラダが資本。


さて、オトナ社会に目を向けますと

大地震直後の振る舞いから原発トラブルへの対応について

わが日本を見る世界の目がシビアに移り変わりつつあり、危惧されます。

「地球規模の災害になっているのに当事者能力を発揮できていない」とのご指摘。

経済も政治もレジャーもスポーツも教育も・・・

インターネットなど通信技術の急速な発達の恩恵を受けて

様々なものが地球規模で活動を拡大していることはもはや万人の常識といっていいんでしょうが

どうも、まさに現在進行形で起きている事象において

国際社会の期待値を明らかに下回る対応になってしまっているわけで

当事者である日本国民の一人として猛省とともに若干無力感も混じります。

電力政策そのものが地球規模で配慮してしかるべきポリシーであることを

恥ずかしながら、わたしは今回ようやく理解しつつあります。

原子力発電は何十年も前から行われていますが、

今回分かったことは明らかに備えが足りなかったという現実。

わたしたちが政府や電力会社を今頃いくら非難したところで

国際社会に対して免責されるもんじゃない。

かつてこの政策を推し進めた政権政党も国民による国政選挙が基礎の一つ。

いまの手詰まり感漂う政権も然り。

投票対象になかなかリーダーシップが見当たらないつらさがあるのも昨今の現実ですが

いまの有権者がウン十年後に対しても責任を有してることは肝に銘じておいた方がよさそうです。


それと震災復興財源について水面下で

復興財源としての国債発行について中央銀行である日銀による引受の是非が

飛び交っているようです。

技術論的には国内法である財政法5条が本文で引受禁止を明示する一方、

但書にもとづく例外規定を法的根拠に前向きに捉えようとする意見があるようです。

これも国際社会での円という通貨のことと日本という一国の信用を

痛いほど考えた議論を踏まえて発言していただきたいと個人的には思うのですが

熟慮あってかどうかわかりかねますが政権政党の方がふいに発言されるのには危機感もちます。

また、全国知事会は自民党に対し日銀による国債引受を提言したというニュースをネットで目にしました。

本当ですか?

佐賀県知事の意見を明日の投票までに聞いておきたかった。


重大局面になってから想定外だったなんてわたしは断固許さない。

原子力に対する対応不足でわれわれ日本に対して不信感持たれてることの自己評価を誤ってはいけない。

ウン十兆円のことで計り知れない信用失墜が危惧されるのなら

そのリスクテイクは実行しちゃいかんと素人ながら感じるのですが。


期日前投票しなくてとりあえずよかった。
コメント
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