村上春樹 著
〈これらを書いている間、僕はビートルズ「サージェント・ペパーズ」やビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」のことを緩く念頭に置いていた。
と、著者が「まえがき」で記すように、これは緊密に組み立てられ、それぞれの作品同士が響きあう短編小説集である。「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」「女のいない男たち」の6編はそれぞれくっきりとしたストーリー・ラインを持ちながら、その筆致は人間存在の微細な機微に触れる。
現代最高の作家がいまできること、したいこと、するべきことを完璧な形で成し遂げた作品集と言えるだろう。
「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」他全6篇。最高度に結晶化しためくるめく短篇集。
映画「ドライブ・マイカー」を観て気になっていました。
短編集と言うことで、他にも読めるぞということで購入した次第です。
・・・・中古でね
一編目がいきなり「ドライブマイカー」ですが、映画はこのストーリーにかなり肉付けした感じなんですね。
基本的に映画というのは逆パターンがほとんどなんですが、このパターンは初めて観たかもしれませんね。
だからといって、この本に薄さは全く感じませんでした。
むしろそぎ落とされているのに濃厚で、心に薄暗い冷たさを常に感じてる、不思議な体験をした気分になれる一冊でした。
女がいない男・・・・・、若い頃は何とも思っていなかったし、いなくて平気だったし、邪魔で鬱陶しいだけの存在だったはずが、いつの間にかこの物語に共感できてる自分が薄ら怖くなってきました。。。。。
・・・・男がいない女ってのはどうなんすかね?
いや、考えんとこ
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