フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

夜行

2022年01月31日 | 読書

森見登美彦 著

 

 

 

私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。
十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。
十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。
夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。
私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」

 

 

 

本の装丁から勝手に想像して、もっとポップな恋愛系かと思ったら、ホラー気味のミステリでした

 

 

5編からなる物語なんですが、どれも話がぼやけていて締まらないまま終わっていく感じなんです。

 

 

それを最後の1編で落とすのかと思って読んでいたのですが・・・・・う~ん。。。。

 

 

森見氏の本は初めて読みましたが、文はとても好印象で情景が浮かびやすい描写が凄く良かったですね。

 

 

「夜行」は個人的に好みに合いませんでしたが、別の本はもっと読んでみたいなと思いました。

 

 

「夜」に包まれいくような世界観、読んでみてもいいんじゃないでしょうか。

 

 

 

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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

2022年01月30日 | 映画鑑賞

監督 ウェス・アンダーソン

 

 

 

20世紀フランスのとある街には、雑誌「フレンチ・ディスパッチ」の編集部があり、個性的な人々が集まっていた。国際問題はもとより、アートやファッション、美食などのユニークな記事で雑誌は人気があった。だが、ある日仕事中に編集長が急死し、彼の遺言により、フレンチ・ディスパッチ誌の廃刊が決定したため、編集者や記者たちは最終号を発行する。

 

 

 

ちょっとトラブルがあり、集中力を欠いた状態で鑑賞し始めたってのもあったんだけど、ハッキリ言って私の様な凡人にはとてもじゃないがついて行けませんでした

 

 

ウェス・アンダーソン監督はとても好きなんですが、これはウェスワールドと軽々しく言えた映画でもない気がするしなぁ。。。。。。

 

 

雰囲気を感じただけな状態で二時間、まあこんな映画もあるさ

 

 

私もこれまで沢山の映画を観てきたんでそれなりに自分なりの解釈を構築する事が出来るんですけどね、申し訳ないけど今回はお手上げでしゅ。。。。。。

 

 

一つだけ言わせて貰えば、レア・セドゥ、あざっす!

 

 

 

 

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コンフィデンスマンJP 英雄編

2022年01月29日 | 映画鑑賞

監督 田中亮

 

 

 

詐欺師の間で英雄としてたたえられていた三代目ツチノコが死去。かつて、その下で詐欺のテクニックを磨いたダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)は、一流の腕を持つ詐欺師にだけ受け継がれる「ツチノコ」の称号を得ようとする。お互いの腹を探り合いながら、彼らはマルタ島のバレッタへ。スペイン人の元マフィアが所有する幻の古代ギリシャ彫刻「踊るビーナス」を狙ってそれぞれ動き出すが、警察とインターポールが捜査を始める。

 

 

 

アマプラで妻が映画を観たらしく、面白かったと言っていたので、もうすぐまた映画が始まるよと教えたら「観たい!」と言ったので私も即前作2本鑑賞。

 

 

妻を映画デートに誘う口実ができました

 

 

まあ大体この映画の手口は理解していたんで、これは伏線か?こいつは誰だ?お前は本当か?

 

 

そんな事ばかり考えながら観ていたんで感情移入はほぼ出来ませんでしたね

 

 

だってスゲー騙してくるんだもん、うっかりウルウルしちゃったらそれこそボクちゃん状態でしょ?

 

 

前作同様、安心して観ていられる感じが良かったです。

 

 

妻も喜んでたっぽいから私は満足でした

 

 

 

 

 

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シルクロード.com

2022年01月28日 | 映画鑑賞

監督 ティラー・ラッセル

 

 

 

天才的な頭脳の持ち主であるロス・ウルブリヒト(ニック・ロビンソン)は、自由な世界を求め違法薬物や武器などを匿名で売買できる闇サイトを創設。「シルクロード」と名付けられたサイトは「闇のAmazon」とも呼ばれるほど急成長し、警察の捜査をかわすべく彼は絶対に身元が発覚しない強固なシステムを築く。一方、行動に問題があり麻薬捜査課からサイバー犯罪課へ追いやられた捜査官リック・ボーデン(ジェイソン・クラーク)はIT技術に疎かったが、独自の捜査方法でロスに接触する。

 

 

 

思っていた様な展開のストーリーではなかったけど、意外なラストにちょっと驚きました。

 

 

実際にあった事件を題材に作られたストーリーらしいですが、それにしても予告とかポスターの謳い文句が違い過ぎるよね

 

 

B級刑事映画くらいの気持ちで観ればそれなりに観れる映画だったかな?

 

 

もちろん私は許容範囲です。

 

 

なんかアナログ捜査官がハイテク刑事を出し抜いて犯人逮捕に結びつくみたいな予告だったんだけどな~。。。。

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フィゲロアバンパーステッカー ゴールドVer!

2022年01月27日 | ぴかの戯言

クリスさん、今週もワンワンスタイルお疲れ様でした。

 

 

リアタイ出来なかったんですが、何故か「おめでとう」とメッセージが

 

 

俺の誕生日は9月だぞ?

 

 

放送翌日フィゲロアナイトをタイムフリーにて聞いていたらなんと!

 

 

 

 

キタコレーーーーーーーーーー!!!

 

 

めっっっっっっちゃ欲しいやつ~~~

 

 

クリスさんのゴールドフィンガーで引き当てて頂きました

 

 

ありがとうございます~

 

 

 

 

スマホが反射してるぜ

 

 

個人的に色々とあって凹んでましたが、こんな良い事があるとは思わなかった。

 

 

この勢いで就職活動もうまくいくといいな~

 

 

 

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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド

2022年01月26日 | 映画鑑賞

監督 マリア・シュラーダー

 

 

 

ドイツ・ベルリンのペルガモン博物館で働く学者アルマ(マレン・エッゲルト)は研究資金を得るため、とある企業の極秘実験に参加する。彼女の前に現れた美青年のトム(ダン・スティーヴンス)は、全ドイツ女性の恋愛データだけでなく、アルマの性格や好みに完璧に合うよう設計された高性能AIアンドロイドだった。トムはAIがはじき出すデータを駆使し、つらい過去から恋愛を遠ざけてきたアルマにアプローチを仕掛けていく。

 

 

 

私はこれを種の冒涜と考える派ですね。

 

 

しかし、劇中に出てくる恋愛ベタでとうに子孫を残す事も諦めている様な男性は、このままの人生で死んでいくにはとても哀しい。。。。

 

 

それで人生が華やぐのであれば、必要悪として存在しても私には何も言えない。

 

 

主人公の父親の様な場合はどうだろう・・・・・。

 

 

認知症がある父親を一人暮らしさせなければいけない状況であれば、そこにアンドロイドが存在していてもいいとは思う。

 

 

しかしその相手に誰かが恋愛感情を持ってしまったらどうだろう・・・・。

 

 

結局そこに行き着いてしまうのだ。

 

 

アンドロイドとのSEXに心と体を満たしてしまう、そして翌朝彼の為に完璧なゆで卵を作ろうとしている彼女はふと気付く。

 

 

そう、彼はアンドロイドなのだ。。。。。。

 

 

彼に食事は必要ないし、きっとマズくても美味しいと言って食べてくれる。

 

 

ここに問題があるのだ。

 

 

クローンなら、アンドロイドなら、過去にはOSなら(HER世界で一つの彼女)というのもありました。

 

 

でもやっぱりこれは認めるわけにはいかないんだろうな。。。。

 

 

 

じゃあ同性愛はどうなるのかという話はまた今度

 

 

 

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ハウス・オブ・グッチ

2022年01月25日 | 映画鑑賞

監督 リドリー・スコット

 

 

 

貧しい家庭出身の野心的なパトリツィア・レッジャーニ(レディー・ガガ)は、とあるパーティーで世界的ファッションブランド「グッチ」創業者の孫であるマウリツィオ・グッチ(アダム・ドライヴァー)と出会う。互いに惹(ひ)かれ合うようになった二人は、周囲の反対を押し切って結婚。やがて、セレブとしての暮らしを満喫する彼女は一族間の確執をあおり、グッチ家での自分の地位を高めブランドを支配しようとする。そんなパトリツィアに嫌気が差したマウリツィオが離婚を決意したことで、危機感を抱いた彼女はある計画を立てる。

 

 

 

一族経営の一番悪い例が出てますよね

 

 

外様の嫁が一族をかき回して悪い方向へ行く話はよく聞きますけど、実は経営の才があったりしたもんだから余計に反故にされる。。。。

 

 

そして結果は・・・・・・そりゃ滅茶苦茶やわ

 

 

レディ・ガガの豹変した狂気染みた演技がとても良かったんでね、もっとミステリー風に仕上げるのも良かったんじゃないかとも思うけど、これはこれでって感じかな。

 

 

御殿場アウトレットの話も面白かったね。

 

 

ちょっと長い映画ですが、これは見る価値あるんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

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呪術廻戦0

2022年01月24日 | 映画鑑賞

監督 朴性厚

 

 

 

幼いころ、結婚の約束をした祈本里香が交通事故で亡くなる瞬間を見た乙骨憂太は、彼女の呪いに苦しめられていた。ある日、憂太の前に東京都立呪術高等専門学校の教師で、最強の呪術士の五条悟が現れる。里香の呪いが原因で周囲の人を傷つけていた憂太は、呪術高専に転入し、里香の呪いを解こうとする。

 

 

 

面白かったっすね

 

 

原作漫画は全く読んでいませんが、一応アニメは全部見ましたよ。

 

 

ただアニメの前の話なんで、見ていなくても問題無いですけどね。

 

 

一つ言わせて頂ければ、乙骨憂太がシンジ君とダブって見えたのは私だけじゃないはず

 

 

名台詞も多数!

 

 

「純愛」と「大義」の戦い、最高に良かったね

 

 

 

 

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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

2022年01月23日 | 映画鑑賞

監督 ジョン・ワッツ

 

 

 

スパイダーマンの正体がピーター・パーカー(トム・ホランド)だという記憶を世界から消すため、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)はある呪文を唱えるが、それがドック・オク(アルフレッド・モリナ)らヴィランたちを呼び寄せてしまう。ヴィランの攻撃によって、ピーターのみならず恋人のMJ(ゼンデイヤ)らピーターの大切な人たちにも危険が及ぶ。

 

 

 

これはもうスパイダーマンのオールスター映画だね

 

 

かなり強引ではあったけど、こんなストーリーに繋げてくるなんて恐れ入りました

 

 

子供騙しと言われればそれまでだけど、こんなに純粋で青臭い物語にケチを付ける様な映画好きではありません。

 

 

沢山の映画を観てきた私には単純に楽しめましたよ~

 

 

そう、この映画はスパイダーマンなんです。

 

 

親愛なる隣人として戦う一人の青年のお話なんです。

 

 

こんなに分かりやすく苦悩するスパイダーマンの物語、間違いなく面白い!

 

 

 

そして遂に、ヤツが登場ですね

 

 

 

 

 

 

 

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忘れられた巨人

2022年01月22日 | 読書

カズオ イシグロ 著

 

 

 

遠い地で暮らす息子に会うため、長年暮らした村をあとにした老夫婦。一夜の宿を求めた村で少年を託されたふたりは、若い戦士を加えた四人で旅路を行く。竜退治を唱える老騎士、高徳の修道僧…様々な人に出会い、時には命の危機にさらされながらも、老夫婦は互いを気づかい進んでいく。アーサー王亡きあとのブリテン島を舞台に、記憶や愛、戦いと復讐のこだまを静謐に描く、ブッカー賞作家の傑作長篇。

 

 

 

カズオイシグロ氏の小説は初めて読みました。

 

 

物語はロードムービーの様な、ファンタジーの様な、なんだか不思議な世界観でしたが、流石はノーベル賞作家と言っていいのではなでしょか。

 

 

この世界観に引き込まれて行く良さがあります。

 

 

不気味な展開、ハラハラとさせられる展開、申し分なく面白かったですね。

 

 

ただ、やはり海外文学である事に氏の意図している見解なのかは気になるところ・・・。

 

 

特に物語の終盤、結局読者に伝えたいことはなんなのか、この老夫婦の姿や行く末をどのように想像すればいいのか、私の様な凡人にはもう一つ突っ込んだ締めくくりが欲しかったかな。

 

 

とはいえ、やはり読んで良かったと思えた一冊でしたよ

 

 

 

 

 

 

 

 

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