監督 オリヴィア・ニューマン
6歳のときに両親に捨てられた少女カイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)。ザリガニが鳴くといわれるアメリカ・ノースカロライナ州の湿地帯でたった一人で育ち、自然から生きる術を学んだのだった。ある日、その湿地帯で青年の変死体が発見され、カイアに殺人の容疑がかけられる。そして、法廷に立った彼女の口から語られたのは、想像を絶する半生だった。
ディーリア・オーエンズの小説「ザリガニの鳴くところ」を実写化したミステリー。
法廷モノ映画と言いたいところだが、この映画はそれだけでは語れないほどの良質さが伺える。
主人公の少女の生き様に圧倒され、感情移入させられてしまうのだが、どこか危なっかしさに引っかかりを覚える。
警戒心が強う様でいて、危なっかしさも兼ね備えた彼女に一喜一憂してしまうのだ。
そして、この殺人事件の行方に心を右往左往させられる。
残念ながら原作を読んでいませんのでなんとも言えませんが、個人的には映画としてとても良いものを観させて頂いた思いです。
それにしても「カイア」が美人過ぎるんだよ。。。。。。
そんなのズルいよな