元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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東ジャワ州代表チーム・・・東ジャワ製”爪楊枝”大量生産中(?)

2012年05月20日 23時04分27秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール


東ジャワ州代表チーム・・・
第2期強化練習の開始・・・

マシンを相手に1人10分間の打ち込み・・・

レギュラークラスは4秒間隔でボールが投じられ・・・
準レギュラークラスは5秒間隔でボールが投じられます・・・

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10分間の打ち込み終了後には・・・

ご覧の通り・・・

今回は・・

湯ダコならぬ・・・

眼が虚ろなキャプテン・・・

水(アクア)のタンクを抱えて・・・

ノックアウト・・・







只・・・
深刻な問題が発生しています・・・

レギュラークラスの選手達は良いのですが・・・
準レギュラークラスの選手達が・・・
問題です・・・

インドネシアに木製バットが導入されたのは・・・
2007年の東南アジア競技大会(アジアンSEAゲームス)参戦時から・・・

その後の2008年を振り返ってみても・・・
継続して金属バットを使用していました・・・
インドネシア国体決勝大会や・・・
その他のクラブチーム大会でも金属バットで開催・・・

2009年も・・・2010年も・・・2011年も・・・
インドネシア代表ナショナルチームが参戦する国際大会を除き・・・
国内大会は全て金属バットが主流になっていました・・・

つまり・・・

インドネシア全体に言えることは・・・
金属バット後遺症という非常に深刻な・・・
状況下におかれていると言うことです・・・

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ちなみに・・・

2007年のインドネシア代表ナショナルチームの強化練習時には・・・
1日でいきなり6本の竹バットを折りまくっていました・・・(大笑)

今回の東ジャワ州代表チームの場合も・・・
こと準レギュラークラスの選手達に至っては・・・
男子ソフトボールからの野球転向組が多く・・・
木製バットの使用はこの3月から・・・

大方の予想はしていましたが・・・

やはり・・・
木製(竹)バットを折りまくっています・・・

見事なまでに大量生産中です・・・(大笑)



バットに残るボールの痕跡を見ると・・・
根っこの部分にもボコボコ・・・
先端の部分にもボコボコ・・・



結局・・・

6日間のマシン打ち込みで・・・
合計6本の木製(竹&木)バットがヘシ折れ・・・

几帳面に・・・1日・・・
1本を折っている勘定になります・・・

この先・・・
何本必要になるん・・・

まぁ・・・
2007年の・・・
インドネシア代表ナショナルチームの・・・
1日6本より・・・
まだマシかぁ・・・

監督ぅぅぅ・・・””
ぜ ぜ 全然・・・
マシじゃないですって・・・””

木製(竹)バット・・・
もう在庫が無いんですけど・・・?

木製(木)バットも・・・
残り後・・・数本しかありません・・・

このハイペースだと・・・
2週間以内に全部・・・折ってしまいます・・・
どうしましょう・・?

監督、ちなみに、スポーツ省からの・・・
強化練習用の資金投下も未だな状況です・・・

う~む・・・
参ったなぁ・・・

よっしゃ・・・
折れたバットで・・・
爪楊枝を製造するんだ・・・

爪楊枝ですか?

そうだ爪楊枝だ・・・!
爪楊枝を売るぞ・・・

その販売資金で木製(竹)バットを購入じゃぁ・・・

{東ジャワ州代表チーム特性 爪楊枝 



監督ぅ・・・

冗談ですよね・・・?

えっ・・・?

マジっ

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