ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

旧山古志村 村長長島 忠美さんの事

2007年05月07日 | Weblog
 今は、衆議院議員長島忠美であるが、山古志村全村避難の決定をいち早く判断を行った人であり、当時その首長としての決断は全国いや、世界が注目しその名は今もとどろいている。
この震災で山古志村が広く知られ、山古志の復興は今も注目されている。
3300名の小さな村であるが、その棚田の美しさもさることながら、この村の歴史があり、物語が日本の原風景をあらわすにふさわしい村の歴史を持っている。
誰しもがこの山古志の人と風景に触れたとき、いつしか吸い込まれていくという。
単に、被災の象徴だけで、これまでこの村が紹介されたのではなく、生き方、考え方、危機管理への対応が高く評価されたことが大きなところでもある。
自分たちの故郷は自分たちで築き、又自分たちで取り戻すといった、この災害の多い日本のこれからの方向を示したともいえる、山古志の復興を牽引するそのものの人であり、今も多くの共感の輪が広がっている。

旧山古志村村長選挙時のポスター(全壊の家屋に張られていたのを撮影 山古志虫亀 養鯉業 田中 重雄さん宅にて 05.5月写す)
長島 忠美 56歳  旧山古志村村長 現衆議員