ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

先行きの不安

2007年05月23日 | Weblog
 先行きの不安。老後の暮らし、健康、お金、仕事といったところ。
寿命が80歳以上となった今日、実際のところ老後をどう生きるといったところである。単に長生きするのではなく、健康に生きるというところが重要であって、病気で命をながらえるのではない。
さて、家族の暮らしの形態も今は変わってきた。親から子へそして孫へといったある意味理想とされる暮らしの伝承を行いながら生きていくといった家庭も少なクなってしまった。
私自身も54歳にもうすぐなり、震災からの12年は特にあっという間の時間の経過で思えば時間の消費をしただけだったとも思える。
先日近隣のこの民家風の酒場で同世代の近隣の人たちと話す機会を得たが、互いに今抱える悩みと不安といったものは共通したもので、今後体力が衰えるのとともに、時流についていけないときの不安等々、粒さに思えば、今どう考え、今どう過ごすかというよりほかない。
そうした、見えない先の不安を考えるより、今何ができるか、具体的にその場その場を目標に向かうのが、こうした不安を越えることとなるのでは。