ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

鷹取地区 震災から15年

2010年03月28日 | Weblog
 神戸市長田区鷹取商店街。
新長田からこの界隈にかけて震度7の揺れは火災を引き起こし町全体が火の海
となり、全てのものを焼き尽くした。
多くの住民がその犠牲となり、家族を亡くした人にとってその傷はまだいえない。
町は全てが新しくなったが、その中身の暮らしは空白がある。
経済、そして心の問題。
15年の歳月が大きくこの町の人たちの暮らしを変えた。
絵は90歳になる、鷹取商店街で永年服屋さんをしていた桑野さん。
震災で奥さんがなくなり、今新しく立て直した家で一人暮らしだが、近隣の
人たちが絶えず気にかけており、人情は変わっていない。