ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

波高し 尖閣諸島の海

2010年09月23日 | Weblog
 中国漁船が領海を侵犯し、海上保安庁の船に衝突したとされるこのたびの事件で
船長が日本の法律によって現在、拘留されている問題で、今日中の間は大きな外交問題として発展し、今後は領土問題として争点になるだけに、ひと時も目を離せない険悪な状況が続き、さまざまなところで、影響がでており、外交がこのままでは成り立たないまでの両国の関係が悪化してくる。

 中国としても、この際尖閣諸島の取り込みを図り、周辺海域を完全に領海としたいとの思惑がはっきりと世界に示すのが狙いが見える。
いよいよ、21世紀になって、中国の覇権主義の本質が姿を現した。
 これまでの、中国との単なる友好などという次元では、世界制覇すらもくろむ中国の戦略には立ち行かなくなるのが現状で、根本から中国との付き合い方、接し方より、むしろ警戒感を持って望み、断じて屈することのない、日本の姿勢を貫くことが重要だとの、日本国民も現在はそのような感情が多いはずだ。