鷹取東地区の震災から１５年目の姿

　震災で町全体が消失した、鷹取東地区。
ここには、市場があ、商店街があった。
１５年まえの阪神大震災で大きな被害を受けた
地域でもある。
まったく新しくなった町も１５年の歳月が過ぎ
一年一年と歴史を刻む。

絵　鷹取商店街入り口　石井自転車

丸五市場スケッチ展から

　丸五市場内　青物田中さん
新鮮な野菜が安い、近隣の商売人さんが買いに来る。

丸五市場スケッチ展から

　丸五市場の近くの大衆食堂出雲
カレーうどんがうまい。
地元のなくてはならない食堂。

山古志の民宿丸新

　山古志虫亀にある、民宿丸新。
この絵は今から５年前、全村避難中一時帰村したとき、静まり返った村の中
山古志の不思議な魅力を感じた。

丸五市場スケッチ展から

　丸五市場内、肉屋さんだが、昔から串焼きホルモンが有名で、
そのホルモンを焼く香ばしいにおいが市場中に広がっていた時代が
なつかしい。
往年の賑わいから比べものにならないほど、客は減ったが、今も当時
の味を守る。

丸五市場に山古志中学生が商売体験

　３月１１日に山古志から修学旅行をかね、山古志中学校２年生
総勢１９名。丸五市場内、六間道商店街などに分かれ、山古志の物産
の米、辛子味噌など山古志の物産を販売した。

丸五市場スケッチ展から

　うなぎ専門店　千鳥。
大正筋商店街に面する路地に入れば、車は通れない。戦後この地域は
新地としてにぎわったところ、小さな飲み屋がたくさんあった。
震災でこの地域は火災にあい、今再開発のビルが建ち、面影はない
この絵は再開発のため取り壊される前残した１０年前の姿。

丸五市場スケッチ展から

新長田再開発の今。

残った町とのコントラスト

再開発前の六間道アーケード

　今から１０年前、震災から５年を経た六間道。
形が変わっていく前に記録した。

神戸市北区鈴蘭台風景

　今年私は５７歳になろうとしている。
この１５年震災関連ばかりのことで生きてきたのだが、
ここで、改めて生きる目標を組みなおすときがきたようである。

　　　絵　　鈴蘭台山田町あたり