小春日和の今日我が地区の御柱の綱打ちが村中総出で行われた。
私も此の地に嫁いで初めて見る綱打ち 昔から男性だけで行われて居る。昔は女性が綱をまたぐ事もいけなと言われていたが今は女性も綱を引くし昔ほどの事は言わなくなった。女性 子供や年よりは周りで見物 「御力一致でお願いだー」
玉縄31個から藁縄が伸ばされる。
高齢の経験者から若者にとやり方が伝承されていく。
31本の縄が並べられた。31本と半端な数と思って経験者に尋ねると神様の事は奇数だそうです。
31本の縄が絡まない様にしている。
絡まない様にしてきた31本の縄を所処縛る。此の様にして3本の綱を作った。
山から採ってき根藤3本 3本の玉縄を縛った物を根藤を外側にし玉縄を守る様にし所処縛っていく。
3本の綱を1本太い綱に作っていく。真にワイヤーを入れながら良い道具で作っていく。
太い綱が出来ていくが元の方では綱を固定する人もいる。
50m弱出来た所で神結びが行われていた。
我が地区は元綱の雄綱の担当で雄綱の先を作っている所で21回縄を回し縛った所
雄綱先の出来上がった所
出来あがった雄綱は公民館に運ばれ飾られた。老若の協力で良い綱が出来上がりました。
此処の所天候不順で春の様な暖かさから真冬の様な吹雪の日になり本格的な春はまだ遠いようです。
先月東京ドームありました世界ラン展のシンピジューム デンドロニューム コチョウランの花を載せて花の咲く春を待ちます。
御柱祭を行うまでには色々な行事や、係りがあり各係りで密な計画で祭は行われます。
今はお勤めの人が多いので、行事や係りの仕事は週末に行われる。
わが家の息子も梃子の係りになった。(てこの係りはてこ棒を持って御柱が動かない時やカーブの在る所等で御柱の向きを変える等梃子棒を使って御柱を動かす係り)梃子の棒は昔から係りが村の山に行って探して来る事に成っている。(他の地区はどうかは分からない)
梃子棒の規格は長さ・・・5尺8寸(1,76m)末口・・・1寸8分~2寸(5・5cm~6・1cm)と決められている。
梃子にする木は昔から鼠刺し の木が粘りが有って軽いので良いとされている。今は昔の様に山の事に詳しい人は居なくなったり高齢になりで鼠刺しの木の有る所が分からず困ったようですが、彼方此方の人の話を聞きながら地区の梃子衆で雪の中梃子棒を伐って来たようです。
鼠刺しの木を規格の長さに伐り皮をむいた物 磨いて少し乾かす。
3月20日の日には焼印を押して貰い登録する。祭に何かあると凶器になるので登録する。
昨日の雪で裏山は真っ白 冬に逆戻りです。
ねこやなぎも寒そう
福寿草も太陽は顔を出したのに気温が上がらないのか花が開かない
近所で何時も石垣の下で早く花を付ける小さい水仙寒そう。花ビラが凍りそう