電車が止まってる！（その２）

お金と時間を無駄にせず、疲れずに会社に行く方法。

（１）タクシーに相乗りして電車が動いている最寄りの駅まで行く。（２）綾瀬まで３０分強歩いて行く。（３）バスが動くのを待つ。この３つぐらいかしらって考えているうちに、目の前をバスが走っていきました。やった！これで決まりだ。バスで行く。停留所まで歩いていっても余裕で間に合いました。だって行列がすごかったんだもん。

早朝だからそれほどギュウギュウ詰めでもないけど、ドア近くに５～６人が身動きできない状態で乗り込みました。綾瀬に着いた時、ドア付近にいた人はそのまま降りて知らん顔もできるのに、ちゃんと料金２１０円を支払っていました。日本人ってこういう時でも正直ですね。私はこういう正直さ好きです。

駅員さんが最初に言っていたのは「綾瀬まで行けば松戸までの電車がある。そこからなら代々木上原方面の電車が使える」ということ。私は松戸まで戻るより、小菅駅から日比谷線を使おうと思っていました。しかし、聞けば小菅駅まで結構歩くとのこと。ため息をついた私に駅の売店のオバちゃんの声が・・・「電車、そろそろ動き始めたらしいよ」・・・うひょ～、なんてツイてるんでしょ。

ホームに上がったら案の定、行列がスゴかったけど、電車が動き始めたのなら待っていれば乗れる。１台目は乗れずに見送り。２台目が綾瀬始発。うわぁ待ってて良かった。

思ったより早く会社に行けて、結局３５分の遅刻ですみました。久しぶりに脳の別の回路を使いました。なんか今日は仕事もサエてた気分。

電車が止まってる！（その１）

朝、いつも通りに駅に向かっていたら、一人、また一人とオバちゃんが走って戻ってきました。忘れ物でもしたんかいな。

駅まであと２～３分というところで、知らないオバちゃんが「電車、動いてないのよ。あたしゃ、自転車で五反野まで行こうと思って戻るところ」と教えてくれました。えーーーーっ！電車動いてないの？ウソ～！来る途中で会った、走るオバちゃんは家に戻るところだったんだぁ。

しかし、私は自転車を持ってないから、そのまま駅に向かいました。止まってるったってそういつまでも止まっているワケじゃないでしょう。しかし、駅に着いて聞いた話では、昨夜から止まっているっていうじゃありませんか。私が寝た後に起きた事故なんか知らんよぉ～。

駅では既に声を荒げている人もいる。イヤですね。決まりきった日常から抜け出せない人は。穏やかにいきましょうよ。こういうストレスは、普段使っている脳の、別の部分を使う絶好の機会じゃありませんか。

会社に一応連絡だけ入れておきましたが、早朝だからバスもまだ走ってない。千円使えばタクシーで綾瀬まで行けるけど、どうせ遅れるって連絡したんだから、急いでタクシーを使うこともないな。

私は思いました。なるべく安く無駄なく会社に行く方法はなんだろうって。（続く）