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映画『モンスター上司(原題:HORRIBLE BOSSES)』は、とんでもない上司を持つかわいそうな部下たちのお話。モンスターペアレントという言葉が一般化した現在では「恐ろしい」より「モンスター」を頭に持ってきたこのタイトルは正解と言えるかも。
パワハラ上司のケビン・スペイシーは部下の上昇志向を利用し、成功すると自分の手柄にしてしまう。セクハラ上司のジェニファー・アニストンは歯科医で、素肌の上に白衣とか、言葉のセクハラを日常的に行っている。バカハラ上司のコリン・ファレルは、社員に慕われていた社長である父親が亡くなるとバカっぷり全開。職場でドラッグやり放題。しかも頭はバーコード。ハンサムなコリンがよくぞここまでやってくれました(笑)。
と、面白かったのはシチュエーションまで。その後の交換殺人計画や結末まではドタバタで、睡眠不足の頭にはちとキツかった。下ネタもたくさん出てくるが、意味のわからないものも多かったです。
シネマート新宿のみで上映。11月25日(金)までです。
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