今日の女王サマ

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騙された詐欺師-『カラスの親指』

2010年07月04日 | 映画&本&音楽&TV
だいぶ前ですが、読売新聞の「よみうり堂 本」に道尾秀介の『光媒の花』の紹介がありました。
道尾秀介といえば、今フジテレビで放送中の月9ドラマ『月の恋人』の作者じゃないですか。ドラマは面白くないけど『光媒の花』は面白そう。

5月初めに図書館で予約しました。さっきネットで確認したら、今日現在で待ち人38人。まだまだだなぁ。
たまたま書架にあった『カラスの親指』をパラパラとめくって読んでみたら、なんか詐欺師が出てくる話で興味をひかれ、試しに借りてみました。



負け犬の詐欺師とカギ屋の中年オヤジ2人組が、最初は逃げて中盤あたりから仕掛ける立場になるけど、結局それはある計画にうまく乗せられたものだった・・・と、かいつまんで言えばこんなお話。
詐欺師のタケさんとカギ屋のテツさんは、どちらも過去に触れてほしくない傷を持っていて、終盤でそれから解放されるけど、切ない結末になっています。

これとは別に伊坂幸太郎の『オー!ファーザー』を予約し、現在待ち人70人で、まだまだなのに、本屋をのぞいたら『バイバイ、ブラックバード 』がまた出ていた!『オー!ファーザー』から3カ月しか経っていないのに・・・。


       (2010年3月)                   (2010年6月)

伊坂さん、ハイスピードですねぇ。東野圭吾の新刊も出ていたから、読むのが間に合いません!

        (2010年1月)                  (2010年7月)

遅筆の作家さんたちにしてみれば、羨ましいかぎりでしょうね。


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