今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

エリザベスタウン

2005年11月23日 | 映画&本&音楽&TV
2本目は『エリザベスタウン』です。

日比谷の映画館はほとんどが入替制の座席指定なので、朝『大停電の夜に』のチケットを買ったときに、反対側の窓口で『エリザベスタウン』の13時20分のチケットも予め買っておきました。

靴メーカーのデザイナー、ドリュー(ドリューって女性の名前だけかと思っていたら男性の名前にもあるんですね)は新作の靴が大失敗して、会社に10億ドルの損害を与えてしまいクビに。自殺しようとしたその時、妹から父が亡くなったという電話。

父親は自宅ではなく、故郷ケンタッキー州にある小さな町、エリザベスタウンの親戚の家で亡くなったという。葬儀のために、重い心を抱えて飛行機に乗れば乗客は自分ひとり。キャビンアテンダントのクレアは「あなたが乗ってくれたお陰で私は失業を免れたわ」と明るい。

エリザベスタウンで葬儀までの何日間を過ごすのですが、賑やかでおせっかいな親戚たちに、心が少しずつ和んでくるのです。クレアともたびたびこの町で会って話をしたりします。

葬儀を終えて自宅へ戻るドリューにクレアは、42時間の旅のお供をプレゼントしてくれます。それは、彼女が手作りしたロードマップとドライブの間に聴くCDセレクション。
最後のページを開いた時、ドリューの目に「赤い帽子の女の子を見つけて」というメッセージが飛び込んできます。信じられない思いでクレアを探すドリュー。賑やかなフィッシャーマンズワーフで再会する二人。失意、愛、そして再生のドラマはこうして終わりを迎えます。

靴のデザインに失敗して自殺まで考えるドリューにクレアはこう言います。「芸術家は非常識でもいい。失敗、失敗、失敗・・・それを乗り越えた時に偉業って言えるんじゃないかしら」--うーん、私も失敗したときのために、この言葉を覚えておこう。

クレア役のキルスティン・ダンストはほんのちょっとですが歯並びが悪い。『インタヴュー・ウイズ・ヴァンパイア』の幼い吸血鬼役のときは正にハマリ役でした。まぁ今でも魅力を損なうほどではありません。

『エリザベスタウン』には俳優のトム・クルーズが製作に携わっています。この人ホントに映画が好きなんですね。

◆『エリザベスタウン』はこちらから→ http://www.e-town-movie.jp/

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2 コメント

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これは見たい! (b)
2005-11-24 21:30:53
これ、見たい。

僕は、こういう珠玉の小品ぽいのが、が好きなんです。

ジェーン・フォンダの『黄昏』とか

スティーブ・マーチンの『愛しのロクサーヌ』とか。

ジャンルはバラバラだけど、

きっと女王には、ニュアンスは伝わってくれるだろうか。

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女王photo ()
2005-11-24 21:45:26
新しい写真もまた、素敵ですよ。
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