莉世(34期生・三重大学教育学部2年)の第1ラウンド。
今日から楓乃(津西3年)の一人旅だ。
本棚の向こう側・・・
幸太朗(津3年)もまた京都大学模試の返却。こっちも悠人(津3年)と同様、共通テストではD判定、二次判定でC・・・現役には珍しい展開となっている。
塾を生業にして30年余、大学受験における現役のネック・・・共通テストはそこそこ、しかし二次でやられる・・・このパターンを回避するために、英語などは高2から二次対策をしてきた。しかし、共通テスト対策の授業も、英語・数学Ⅰ・数学ⅡBC・日本史・地理・化学・化学基礎・物理・生物・生物基礎・国語など、他の塾以上に揃えてきたと思う。あえて二次がいい原因を探すとなると伝説の講師を今年から本格的に投入したとこかな・・・。
2階では平岡(三重大学医学部2年)の化学基礎・化学と続く。
祐(津東3年)の日本史のプリントを3枚一挙。
こんななかでの諮問試験、公開処刑みたいやな。
えらく早く帰っていったと思ったら30分ほどして「けがをした」と教室に入ってくる中2・・・試験の最中だろうが、早く帰れよ! そう心の中で罵りながら無視する。いつの間にかいなくなったと思ったら、しばらくして文人(27期生)が件の生徒を連れてやって来る。「先生、怒らないでください。まあ、中学生にはよくあることです」 聞けば、1階のドアのガラスを割ってしまったとか。文人、生徒に代わって俺に謝ってる・・・昔の怖さを知ってるからな。文人、今はそんな時代じゃないらしい。俺は滅多に怒らんよ。あげく「勉強、頑張れよ」なんぞと件の生徒に言いながら出ていく・・・
でも、なんで文人が現れた? 奥さんに聞くと、ドアのガラスが割れた連絡をしたとかで、大家さん、孫の文人に丸投げしたとか・・・。文人、ほんまにすまんかった。
ドアを見た、新聞紙での応急処置・・・これ、誰がした? 逆に危険すぎるな、明日にでもダンボールで補修するよ。
友宏、プリント1枚できた。明日の帰りに取りに来い。