光 2008-11-30 14:30:36 | 透明 君をずっと呼び続けているのは この胸が痛いからじゃない 弱さや切なさを夢の底であたたかく くるんでくれる大きな手の記憶が 私の中あちらこちらに有るから 空はいつもやさしくはなく 嵐の晩にどうしようもなく突き放されて 果てのない孤独押しよせても 信じていられる光 それが君だから 静けさの水面 まっすぐ降りてくる 祈りのこもった光 ただ綺麗で愛おしくて 報われない乾いた砂のような世界でも ひたすらに歩いていきたい 私の小さな泉をもう枯らしたくない 君にみつめていて欲しい 淡い星のようにずっと