嫉妬 2010-03-05 18:57:45 | Blue 嫉妬というものは 其の対象に寄り掛かり 己の本当を映したいのか 炙り出したいのか分からないまま 火の輪のようにジタバタと 焼け焦げ苦しんでいるかのようです 天を向き咲いた花の 僅かな色の違いを憂い 茎から生やした無数の棘で 風に吹かれて傷つけあいながら 語られない多面体の やわらかな心を護っている