長い猛暑と旱の後、叩きつけるような雨の降った昨日を経て、コンクリートの橋の上は熱されていた。
下の川には鮎釣りの人影が点々と散っている。流量が増しているのか、川の流れは濁っている。
土手には葛が猛々しいまでに生い茂る。その中に花を見つけた。
葛の花
萩も小さく揺れていた。
萩
福井市中央公園梅
桜通り
足羽川
足羽山
文殊山登り口 菫
文殊山登り口 ユキタツバキ
文殊山登り口 霞桜
味真野小学校
城福寺
城福寺付近
城福寺付近
朝から越前さかなまつりへ行く。台風15号の影響とかで冗談なく暑い。
ガザえびや干物、あれこれ買い込み、バイガイの串焼きなんぞを食べ、船に乗る。
漁船の体験乗船だそうで、イカ釣り船で30分ほどの遊覧。テトラポットの波よけを離れると結構波がある。こんな客を乗せるくらいだから大したことはないのだろうが揺れる。もとより漁船で客船ではないから、甲板に丸椅子が並べてあるだけだ。波しぶきを浴びる。おじさんがあれは何、どこ、と解説してくれる。
船旗翻る
越前岬
敦賀半島
遠くかすんで丹後半島
定置網
滋賀の大浦の腹帯観音の処で、福井市にも腹帯観音があると聞いている、と言われた。??聞いたことないなあ、それでだいぶググったが出てこない。検索ワードの観音を仏像に変えたら出てきたのだが、地蔵菩薩だ、手ぬぐいを巻き付けているわけでもない。衣の下につけた下帯か何かの紐が掘りだしてあり、それが腹帯に見える、ということのようだ。一応安産祈願はする人もいるらしいが、これなのだろうか?地蔵というと子供の守り神のイメージだ、妊婦はどうかな?
ネットにあったのは清水町の文化財を説明しているサイトで、写真もない。場所は笹谷と知れたので行ってみる。
清水町でもかなり奥へ入った集落だ。さっぱりわからず、ちょうど出てきたおばあさんに案内してもらうが、お堂には鍵がかかっている。鍵は近くの寺の住職が持っているらしいが不在のようだ。
お堂の前に説明版と写真がある。写真からは悪いものではなさそうだが。
お堂前の石段に大きな蛇の抜け殻があった
江戸の古地図の上に現在の鉄道網を乗せてある。1000ピース。
結構時間がかかりました。でもとても面白かったので、こういうものの京都や大阪も物がないかしら、と思う。
枠は古い10号キャンバスの枠2つ。一つを切ってサイズを合わせてつなぎ、色を塗った。
屋上でかわいい小鳥の声がする。何だろうと見てみると、見慣れぬ鳥だ。
だいたいこの辺では、スズメ・カラス・鳩・燕、くらいしか見かけることはない。何年も前にオナガを見たことはある。あれは姿はいいが声はひどかった。あとムクドリも見たことがあるな。
この鳥は何というのだろう。スズメよりはかなり大きい。鳩よりは小さい。頭から背、尾にかけてくすんだ青緑、腹側は赤い。美声だ、2羽いる。
一応写真を撮るまでいてくれたのだが、もう一歩、と近づいたら飛び立っていってしまった。
ネットで鳥を探す。イソヒヨドリ、というのだと思う。最初はカラアカハラという鳥かと思ったが、どうも嘴の色が違う。ただ、イソヒヨドリはメスとオスとではだいぶ色味が違う。あれはオス同士だったのか、鳴きかわしている様、てっきりつがいだと思った。