勝持寺からさほどの距離ではないはずなのに、ナビはなんだかえらく遠回りの道を示した。そうして着いた駐車場の看板に笑ってしまった。なんか住職の人柄が偲ばれる・・・「言い訳は一切きかない」
十輪寺門 文化財指定は本堂のみでこの門は指定外だと思うが、貼物を画鋲で留めるのはどうも・・
門をくぐると「立ち止まるな」の注意書き・・・
拝観受付には猫のグラビア写真、猫の御朱印帳・・・
・・・は続く・・迷わずの鐘 ご利益を得る為の方法の一は「100円供える」・・・
さてここは在原業平が晩年を過ごしたところだという。
墓がある。
親しんだらしい水無瀬からも近く、それはいいのだが、この寺、文徳妃の染殿皇后(明子)の世継誕生祈願の寺で、めでたく皇子誕生、清和天皇になりました、というのだが、業平の親しかったのは清和が立太子の折のライバルだった惟喬親王だ。そんなところで隠棲するのかな。
業平墓付近から見下ろす本堂の屋根。カーブがかかっている。
そこから登ると塩竃がある。
これを作ったのか・・・
寺の中に錆猫がいた。看板猫というには愛想無しだが、岩合光昭のモデルも務めたんだそうにゃ。