中学時代から42年!同級生コンビのつぶやき

日々の生活の中での雑想文。時代の狭間に在するアラフィフの想い・・・。

六本木ヒルズVS東京ミッドタウンの事例から、、、、

2010年01月21日 01時56分20秒 | アラフォーもの想いにふける
飲食業「氷河期」到来か?

昨年末から、空き物件、譲渡物件の情報が

ものすごい勢いで集まってきます。

それも、現在営業中の物件から

昨年から「数百万円単位」で値下げ提示してくる物件まで、、、

これが、現実なんでしょうね。


この間、そのあたりの話題でディスカッションをしました。

モデル地域は、代官山と恵比寿。

どちらも一時期、雑誌などに載らない日がないほどに

脚光を浴び、トレンディタウンよろしく

一生を風靡したのは過去の話、、、、


再開発で、「箱」を造ることに力を出しつくし

その惰性で、一時の「ブーム」が起こったものの

惰性がなくなった状態が、今の惨状で

特に、代官山の悪い流れが、恵比寿に連鎖した

という答えに行き着きました。

どちらも、物販、飲食、美容院など

お洒落ではあるが、似たようなお店がうわっとできて

とってもいい雰囲気であったのは間違いありません。


六本木ヒルズVS東京ミッドタウンでそのあたりを検証すると

「六本木ヒルズ」に関しては、今更語ることもありませんが

「東京ミッドタウン」が旧防衛庁の跡地の再開発として

建設をしていた段階では

「六本木ヒルズ」を意識した戦略で

前評判では、「六本木ヒルズ」は「東京ミッドタウン」に

「喰われる」とまことしやかに言われ

鳴り物入りで完成したわけです。


では、その2つの再開発の「今」を直視すると

一時のブームは去った事は否めませんが

間違いなく「六本木ヒルズ」の勝利です。

その原因は、、、、、、


「東京ミッドタウン」は「箱」の完成で成長が「止まった」

対して「六本木ヒルズ」は、、、、、

「箱」が完成してから今日に至っても

「営業努力」をし続けている。


極論すれば、この「営業努力」が最大の要因

それは、「森ビル」の「企業努力」と「再開発」に対する

取り組み方の決定的な相違。

本当に地域のことを考えているかということ。


少なくとも、森ビルはこれまでの実績が物語るように

「地域」を非常に大事にしてきたうえで、ビジネスがなりたっている。

そのあたりをもっと掘り下げて、色々と検証してみます。