ふと我にかえりました。
長い休校期間中、
中3、高3の子ども達に
受験が控えているという状況から、
勉強の遅れを気にしすぎて、
毎日毎日、
勉強した?課題やった?→やってない
繰り返し...
3月初旬からこの繰り返しで、
結局、勉強、勉強、
大人が言っても、
やらないわけですから、
急にここに来てやりだすわけも無い...
学校に行けず、
スイミングの練習もなくなり、
外出することもままならない彼らに、
コロナの不安だけでなく、
余計な不安も抱かせているのではないか?
と言う思いが湧いて出ました。
思えば、
小学生低学年から
毎日スイミングの練習で、
自由に、何も気にせずに遊ぶ時間も
なかなか取れず、
勉強も、練習も、
1ヵ月気にせず過ごせる時間は、
逆に今しかない!
自分はと言うと、
生まれてこのかた、
勉強を即される事は皆無。
親は勉強しているのか、していないか、
全く気にもとめていなかったと思います。
バスケットボールに打ち込んでいる娘を
ただ応援してくれている両親でした。
今の子は学校から早いうちに
勉強、自学習、常に言われ続け、
よく考えてみると可愛いそう。
生え始めたばかりの羽で、
狭い空しかしらない中、
もっと速く飛べ、もっと高く飛べと
追い立てられ、
羽が成長しない時は、
無理に大きな羽を意図的に付けられながら
とりあえずは飛んでみる。
自分の意思とは違う方向へ
疲れても飛び続ける。
自分の本当の羽はどれか分からなくなる。
休みたくても、
休まず飛んでいるんだろうなぁ...
そんな羽はきっとすでに
傷ついているかもしれない...
自分の意思で、大きな空へ飛び立つ時は
もしかしたら羽はボロボロ....
自分はどこへ飛んで行けばいいのか??
そんな事を考えてしまったわけで、
今はしっかり羽を休め、
これまで押さえ込んでいた欲望を表に出し、
家でお気楽に、好きな事をして、
久しぶりの自由を味わう事も
大事なのではないかと
考えが変わり始めた母。
今勉強をしなくても、
全てが終わるわけではないし。
このままずっと
惰性で過ごす
子ども達ではないことも
分かっているし....
結局本人より
親や先生が焦っているだけなんだなぁ。
勉強をして、それなりの大学へ行く事が
最終目的ではなく、
社会人になった後が大事。
どこの高校、大学へも行けないと言う
現状ではないわけですから、
お互いのストレスを緩和する為にも、
勉強した?と口で即すことは
封印したいと思います。
ストレス無く勉強できるよう、
親の手間はかかりますが、
一緒にいられる時、一緒に勉強し、
一緒に頑張ろう!
親が手出しする年齢ではないと言う
世間の批評は後ろに置いて、
まだしばらくは、伴走していこう....
そう考えたら、なんだか気分スッキリ。
不安解消!!